第三の法則 『自分のやりたいことを見つける法則』

「やりたいことを制限してしまう罠 ~その3~」

 

さて私は、これから話を先に進むにあたり、 少し踏み込んで話をしたいと思います。

 

質問をしたいと思います。それは、

『自分がほんとうにやりたいことを生きたいですか。

心に制限を掛ける罠にはまらないために、

ほんとうにやりたいことを受け入れる準備はありますか。

 

これから起こる自分のすべての感情に 責任を持つことができますか。

自分の人生を生きる決心はありますか。

 

今決心したとしても、 途中で諦めても自分を責めずに、また新たに自分と向き合い、

再び自分の人生を生きることを選択する準備はありますか』と。

 

 

今この質問をされたとき、 みなさんは、どのようなに感じたでしょうか。 どのような感情が出てきたでしょうか。

 

「準備はできています」と、 心に曇りなく言うことができたでしょうか。

 

人は往々にして、 このような質問をされると、 何かためらう気持ちが出てきます。

今出てきた感情はいったいどのようなものだったのでしょうか。

 

「自分にはできるかな」と思う不安や恐れ。

 

「そんなことできるか!」という怒り。

 

「自分には無理だ」という無価値感。

 

「やったところで何も変わらない」という無意味感。

 

「自分はダメなやつだ」と自分を責める罪悪感。

 

「とりあえず言われたことはやらなければ」という義務感。

 

「所詮本に書いてあること」と他人事のように思っている傍観者。

 

いったいあなたはどのような感情が出てきたでしょうか。

この質問は、これらの感情を引き出すための質問です。

実際にみなさんに強要するものではありません。

 

ここで大事なことは、 自分のやりたいことを制限させている感情や、 いつも前に進もうとしたり 新しいことに挑戦したりするときに、 私たちを躊躇させている罠に気づくことなのです。

 

ただ漠然と感じているのではなくて、 「具体的に何が自分を制限させているのか」、 ということを知り理解することが大切なのです。

 

そして心に制限していたものを 心から解き放つことが必要であり、 その効果的な方法として、『ゆるし』があります。

 

その方法の前に、この『ゆるし』と言うことが、 どのようなものかについて、次回お話したいと思います。

 

 

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