『§幸せにくいのないように生きる』
「二つの文章。どちらが幸せな生き方?」

 

 

この10月の1ヶ月まるまる更新もなく、久しぶりの更新となりました。
ご心配して頂いた方々には、心より厚くお礼申し上げます。

 

 

この1ヶ月は、半世紀生きて来た体のオーバーホールの時間に当てざるを得ない状況になり、最後の3日間の断食を得て、医学的数値や検査結果をパスし完全復活いたしました。

 

 

今の心境を一言で言い現しますと、「Rebirth(再生)」

 

 

再び生きる命をもらった感じです。

 

 

ということで、心機一転。

 

 

引き続きご愛読いただけましたら、嬉しく思います。

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

 

さて、今私は大学生の就職支援を生業にさせていただいております。

 

 

しかしながら、今まではそこでの内容を禁じ手としてほとんど書いて来ませんでしたが、やはり自分の本意ではなかった心苦しさがあって、今回その封印を解いてお話をしていきたと思います。

 

 

先日、大学3年生の授業で、合計約130人に次のような2つの質問をしました。

 

 

A「幸せに悔いのないような人生を生きる」

 

B「悔いのないような幸せな人生を生きる」

 

 

さて、みなさんは、A,Bどちらの文章の方が、幸せな生き方をするでしょうか。と。

 

 

今、このブログを読まれている方は、A,Bどちらの文章が、幸せな生き方をすると選ばれましたでしょうか。

 

 

学生には、アンケート用紙の空白にA,Bどちらかを書いてもらいました。そして、書き終えた頃に改めて挙手をしてもらいました。

 

 

その結果、約130人中、目測で約70%が、集計上でも約70%近くが、“B”を選びました。

 

 

結論から言いますと、幸せな生き方をする文章は“A”です。

 

 

私がこの質問をした意図は、学生がこれからの人生を生きるにあたって、どのような思考回路をしているかを知るためでした。

 

 

もっと深く言うならば、日頃どのような観念を持って生きているかを推し量るためです。

 

 

それが納得の行く就職決定だけでなく、これからはじまる入社後のどう人生を生きるか、人と人との関係づくりにもつながるからです。

 

 

学生への解説は、個々の心の準備段階があるので、恐怖を植え付けることが目的ではありませんので、一般的な心理テストの解説に留めました。

 

 

これからの学生個々のプロセスで、有効的なアドバイスに活かしていくところです。

 

 

さて、A,Bの解説が気になるところだと思います。

 

 

Aの「幸せに悔いのないような人生を生きる」を選んだ人は、
「幸せ」にフォーカスしたマインドを持っています。

 

 

Bの「悔いのないような幸せな人生を生きる」は、
「悔いのないように」にフォーカスしたマインドを持っています。

 

 

簡単に言いますと、
Aは「幸せになるために○○をする」
Bは「できるだけ失敗しないように○○をする」

 

 

A,B二人の人がいたら、どのような行動をするか容易にわかるのではないでしょうか。

 

 

Aは、幸せになるために能動的に行動しようとします。
なぜなら、幸せと言う“わくわく”を求めるからです。

 

 

Bは、後悔しないように保守的で受身的な行動を取ろうとします。
なぜなら、失敗しないように安全策を求めるからです。

 

 

では、なぜ、幸せの価値観は人それぞれと言った言葉があるにもかかわらず、AとBとで幸せな生き方の違いを生むのでしょうか。

 

 

大きく言いますと、

 

 

Aは、「幸せ」という広がりある自由なマインドを持ち、そこに様々な体験する機会(多様性理解)を得ることで、人間的成長(人間力を育む)があるからです。

 

 

Bは、「後悔しないように」というまず、失敗しないことを前提(限定的思考)としてものごとを捉える傾向にあり、自分の狭い経験値の範囲内でものごとを判断しようとして、結果、自分が創り出した思考の枠に嵌めた窮屈な生き方をするようになるからです。

 

 

 

ここで注意が必要です。私たちはすぐに正解を求めようとしますが、Aが正しくて、Bが間違っているのではありません。

 

 

答えがあるとすれば、『どちらが自分にとってよりいい生き方ができる考え方か』、ということだけです。

 

 

ただ、そのことに気づいて、自分にとっていい選択をし直すだけの話です。

 

 

それを私たちは、間違っていたことにこだわり、そんな自分を責めようとします。

 

 

そんなことを考える人の多くは、そもそも「幸せ」になりたいと願いながら、「幸せ」よりも結局は今の自分のこと(感情)にしか興味がないのです。

 

 

それだけ「こうしなければ私は・・・」と言った限定的な思考が強く、自分自身よりも他人の目を気にした自分を生きる結果を引き起こすのです。

 

 

Bを選んだ人でその傾向が強いと思う人が取る次の行動は、

 

 

「幸せにくいのないような人生を生きる」と、思考の癖になるぐらい毎日唱えることです。

 

 

実はこの言葉は、著書「かみさまは小学5年生」著者すみれ サンマーク出版の一節にある、人間が生まれて来た目的だそうです。

 

https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3682-4

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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