20140414やる気

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

あるお母さんが、
『HappyLuckyMe♪』を言うことによって、
『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻した』
心理学的な解説も加えたお話です。

 

 

題:『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻す』
第五話:「お母さんのイライラ対処法」

 

 

前回、イライラを超えた疲労感の表面的な原因と、
心理的な深層の部分の原因のお話をしました。

 

 

今回は、ここでのイライラを超えた疲労感の
対処法をお話したいと思います。

 

 

さて、イライラを超えた疲労感を持ってしまった
お母さんができる対処法とは、これです。

 

 

『素直に謝ることです』

 

 

とてもシンプルですよね。

 

 

まず、お風呂からあがってきた夫には、
『イライラしてて、きつく言ってしまわなかった?』と、
素直に申し訳ない気持ちで聞くことです。

 

そして、『素直に謝ることです』。

 

 

素直に謝られると、人はその言葉を真剣に受け止めようとするものです。
しかも、それが夫であったならなおさらです。

 

 

そこから理解しようと分かち合おうとコミュニケーションが始まるのです。

 

 

息子に対しても、次の日の朝でいいので、
「昨日イライラして、きつく当たってごめんね。
勉強の手を止めて澄(すみ)をお風呂にいれてくれて、
ありがとうね、たすかったよ」と。

 

 

言われた子供は、
『お母さん忙しいんだろうな』と言うことはわかります。

 

 

それよりも、『宿題してなかったのがバレテたんや!』と、
帰ったら宿題しないといけないと思うものです。
(やるかどうかは別としても、やる確率はグンと上がります)

 

 

でも、この『素直に謝ること』が、
わかっていても結構できないものなのです。

 

 

新婚時代のラブラブのときは、まだ『素直に謝ること』ができても、
お互いのことがわかり過ぎて年月が経ってくると、
今さらという感じになって、言えないものなのです。

 

 

家族に『素直に謝る・感謝する』文化・習慣が
あればいいのですが、素直に謝って、

 

 

夫に「急にどうした?なんか気持ち悪いな」とか、
子供に無愛想に「うん・・・」とか言われると、
ゆるしてもらえていない気持ちと、

 

 

『せっかく勇気持って謝ったのに、その反応はなによ!
もう、もう二度とこっちから、あ、あ、謝らないからね!』 と、
思って?誓って?しまうものなのです。

 

 

これって、知らず知らずのうちにやっていませんか?

 

 

このボタンの掛け違いのようなことから、
夫婦機能不全や 家族機能不全を起こすことって、
心理セラピーの現場で問題を紐解いていくと、よくあることなのです。

 

 

 

さて、一般的にはこのような「素直に謝る」ことが、
大切になってくるのですが、

 

 

ここで心理学的に心のメカニズムを理解して、
『どうすればもっと幸せになるか』と、
外からの対処的な方法論を知ることも大切ですが、

 

 

それよりも、
『どう幸せに生きるか』に焦点を当てて、
主体的に自分がどうするかの方がもっと大事なのです。

 

 

このブログのテーマである
『やる気にさせる必要はない!』
すなわち『子供にやる気を持たせる方法』は、

 

 

まず親である大人が、
『自己肯定感を高めることを習慣化する方法』であり、
『最高の人間関係にする方法』でもあるのがこの理由です。

 

 

つまり、
自らが主体的になって、
『自分らしく幸せに生きる』 ことが、
自分を、そして周りを幸せにする近道なのです!

 

 

この「子供にやる気(体験談編)」では、
『HappyLuckyMe♪』を言うことによって、

 

どう主体的にイライラから解放されて、どう主体的に自然な自分を取り戻し、
それが家族にどのような幸せをもたらしたかのお話なのです。

 

 

では、次回は、家族の物語に戻って話を続けたいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 

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