20140414やる気

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第10話:投影の法則を使って自分が変わる」

 

 

今回は前回の続きで、「親が変わると、子供も変わっていく」、子供をよりよく育てるためにはどうすればいいのか、そのお話をしたいと思います。

 

 

さて、私たちは、目に見える子供の問題に焦点が行きがちになりますが、「子供は親の鏡」というように、実は親がカギを握っています。

 

 

ですから、私たち大人である親に焦点を当て、私たち大人が変わることが、これからの時代の子供にも影響を与え、私たちにとってもとても大切になってくるのです。

 

 

人は、大なり小なり過ちを犯します。それだけ人は、未熟であり未完成なのです。だからこそ、人は学び成長し続けることが、人生を生きることでもあるのです。

 

 

私たちは日々生きていると、なにかと過去のことに捉われてしまいます。

 

 

人によっては、自分を責めたくなる気持ちになるかもしれません。しかし、私たちは自分を責めても問題は解決しないことを知っています。過去に捉われていると、不安と心配だけが増すばかりだということも知っています。

 

 

では、そうならないためには、どうすればいいのでしょうか。

 

 

その解決する方法は、『投影の法則』を使って、
自分自身を『ゆるす』ことです。

 

 

以前にも言いましたが、子供を見て、「自分の中にもあるんだ」と理解し(気づき)、「まず自分が改めないとね」と認め、「これから気をつけよう、よし!」と、そんな自分自身を『ゆるす』ことなのです。

 

 

多くこの『気づき』のプロセスを踏むだけで、そこにある感情は変容(中立)され、自己肯定されます。

 

 

それでも、しっくりいかない場合というのは、それだけ自分の中で固執して、自分を嫌って責めている部分なのです。

 

 

ここで『選択』です。

 

 

今までのように固執し続けたいでしょうか。それとも子供のために自分が変わり、子供と一緒に成長し続けたいでしょうか。

 

 

そのためにはどうするか。『決める』ことです。

 

 

この『決める』ということを、私たちは案外していないのです。

 

 

なぜなら、『決める』ことは、すべて自分に責任を持つことだからです。だれにも、言い訳できなくなるからです。

 

 

その上で、ここから抜け出すための、最も効果的な『ゆるす』方法があります。

 

 

それは、『ありがとう』という言葉を使うことです。

 

 

日頃、当たり前のように使っている大事な言葉ですが、この『ありがとう』という言葉は、とてつもなくポジティブで波動の高い言葉なのです。

 

 

なぜそれほどまでに効果があるのか。

 

 

前章のときにも言いましたが、
『感謝(ありがとうの言葉)』とは、『愛』の体現のことだからです。

 

 

だから、それほどまでにパワーがあるのです。

 

 

次回は、これを使ってどのようにするのか、具体的にお話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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