20140414やる気

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第24話:子供が育つ12の魔法の言葉」

 

 

子供にとって、親は人生で最初に出会う、最も影響力のある大人です。子供は、毎日の生活の中で、よいことも悪いことも、親から吸収していきます。

 

 

今回は、前回の「子育てを不安にする7つの言動」に気をつけながら、どう自信を持って子供に向き合い育てていくか、実践したい「子供が育つ12の魔法の言葉」があります。

 

 

1.励ましてあげれば、子供は、自信を持つようになります。
2.広い心で接すれば、キレる子にはならなくなります。
3.褒めてあげれば、子供は、明るい子に育ちます。

 

4.認めてあげれば、子供は、自分が好きになります。
5.見つめてあげれば、子供は、頑張り屋になります。
6.分かち合うことを教えれば、子供は、思いやりを学びます。

 

 

7.親が正直であれば、子供は、正直であることの大切さを知ります。
8.子供に公平であれば、子供は、正義感のある子に育ちます。
9.やさしく、思いやりを持って育てれば、子供は、やさしい子に育ちます。

 

10.守ってあげれば、子供は、強い子に育ちます。
11.和気あいあいとした家庭で育てば、子供は、
   この世はいいところだと思えるようになります。
12.そして、愛してあげれば、子供は、人を愛することを学びます。

 

 

出典:PHP研究所「子どもが育つ魔法の言葉」より一部加筆
ドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス/石井千春 訳

 

 

先人の子育ての知恵とは、前回の「子育てを不安にする7つの言動」を気にとめながら、この「子供が育つ12の魔法の言葉」を日々意識して、子供に向き合えばいいのです。心からそのように実践すれば、必ず効果があります。

 

 

「そっか!よし今日から実践してみよ!」と思う反面、でも、なんですよね。

 

 

「そうすればいいのはわかるけれども・・・」と、多く頭では理解できても、なにか心が落ち着かないような、不安な気持ちになったりするようです。

 

 

この不安な気持ちで多い声は、

 

「そんなことをして、本当にそうなるのでしょうか」

 

「かえって子供を甘やかしてしまうのでは」

 

「そうなんですけど、世間一般に普通に育ってもらえれば」

 

 

 

このような声が多く返ってきます。

 

 

私は意地悪く親御さんに言います。

 

「そうです。その通りです。試してみても、親御さんが思っていらっしゃる通りになります。話を聞いて少しは安心しましたか。では、なぜそうなるかわかりますか。

 

 

この12の魔法の言葉が載っている本は、世界22カ国で愛読され(アメリカで1998年刊行)、日本でも(1999年刊行)120万部を超えるベストセラーとなった「子育てのバイブル」と言われている本です。

 

 

にも関わらずです。頭ではそれがいいとわかっていても、親御さんが心でそう思いこんでいる気持ちの方が勝ってしまい、それが現実になるのです。でも、そうならないために、よりよくしたいために、お話を聞きに来たんですよね」と。

 

 

次回は、なぜこのような不安な気持ちになるのかを紐解きながら、どうすればこれからの時代を生きる子供が、よりよく成長していくことができるのかを、お話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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