もうやる気

 

親が自己肯定感を高めた心の習慣を創ること。それが子供の豊かな発想力や前向きな考える力、主体性を育む最大の教育になり、子育ての早道。

 

すなわち、『感謝を笑顔でする心』を親である私たち大人が育むことにある。

 

 

キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅹ.子供若者の未来を創る』
「第5話:子供に寄り添うとは(前半)」

 

 

親の手が必要な乳幼児期は、肌と肌とが触れ合う機会も多くあり、心身共に子供に寄り添うイメージは湧きやすいと思います。

 

 

子供が自分で身の回りのことをやりはじめ、成長していくと、子供の自立を促すためにも、いつまでも心身共に寄り添うとはいかなくなってきます。

 

 

親が子供に対して必要となってくる姿勢は、心に寄り添うことです。

 

 

しかし、この心に寄り添うことも、わかっているようで漠然とていることが多く、今回はそのことについてお話したいと思います。

 

 

 

最近、知人の女性が40度の高熱を出し、入院しました。

 

 

ご家族がいるとは言え、夜は居心地の悪い孤独を感じずにはいられないベッドで一人です。

 

 

そんな時に、彼女から携帯にメールが来ました。

 

 

「今、ドンドン体が燃え始めて爆発しそうでやばいと思い、ナースコールを押しました!

 

連日40度近い熱で正直心細い限りです。明日まで命はあるのだろうか…の心境です。事務的な処置、気に掛ける一言もなく不安は膨らんで行きます!!

 

多分、今夜も熱にうなされ眠れないと思います!!

 

(ようやく見つけた人生の目的に)このまま道を閉ざしたくはありません!頑張ります!前中さんパワーを送ってください!!」と。

 

 

心に寄り添うとは、子供だけでなく、大人も芯は同じです。

 

 

私は、何とか力になってあげたいと、返事を送ろうと思うのですが…。

 

 

このような彼女の状態で、「大丈夫!すぐよくなりますよ!だから負けないで頑張って!元気を出してくださいね!」と書くことは、気休めどころか余計に彼女を落胆させ、不安にさせるとわかっていました。

 

 

言うまでもなく、彼女は明日の命をも不安になり、今、死への恐怖を感じているからです。

 

 

彼女が私に求めている言葉は、そんな気休めの言葉ではない、死の恐怖への救いの言葉を求めていることがわかっているだけに、正直すぐには返す言葉が浮びませんでした。

 

 

そんな中で、私は彼女に、次のようにして言葉を送ったのでした。

 

 

次回「子供に寄り添うとは(後半)」につづく。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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