もうやる気

 

親が自己肯定感を高めた心の習慣を創ること。それが子供の豊かな発想力や前向きな考える力、主体性を育む最大の教育になり、子育ての早道。

 

すなわち、『感謝を笑顔でする心』を親である私たち大人が育むことにある。

 

 

キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅹ.子供若者の未来を創る』
「第6話:子供に寄り添うとは(後半)」

 

 

 

知人の女性は、連日の高熱で明日の命をも不安になり、今、死への恐怖を感じていました。

 

 

彼女が私に求めてきた言葉は、気休めの言葉ではない、死の恐怖への救いの言葉を、求めていたのでした。

 

 

そんな中で、私は彼女に、次のようにして言葉を送ったのでした。

 

 

 

まず私は、今の彼女の心境を感じていきました。

 

 

彼女の高熱による堪えがたい苦痛。逃れようない不安と孤独。

 

 

そして、光の見えない暗闇をさまよう死の恐怖。生きようとするからこそ、もがき苦しむ不安と孤独と恐怖。

 

 

そんなことを感じながら、彼女への思いが浮かんでくる言葉を待ちました。そして、次のように書いていました。

 

 

 

『○○さん、ありのままの心境を言ってくれて嬉しいです。不安と苦しくて恐怖の中で、ずっと闘っていたんですね!

 

 

私は、○○さんの分身です。だから、側でずっと手を握っています!今は熱で私の温もりはわからないかもしれないけれども、いつも側にいて微笑んでいます。

 

 

○○さんは今苦しいかもしれないけれども、私は○○さんの心の中に見える、希望と一緒にいます。○○さんの献身的な慈愛に満ち溢れた優しさの中にいます。

 

 

まだまだ○○さんのその愛を待っている人がたくさんいます。

 

 

○○さんの愛で救われた人が、今度は自分が○○さんに愛を返したいと、また逢える日を楽しみにしています。

 

 

今恐怖に直面し本当に苦しいと思います!

 

 

もし、恐怖に呑み込まれそうになったら、このようにしてください。

 

 

その先にあるのは、真実の愛だけです。

 

 

恐怖をこのようにした私が言うのですから、間違いありません!!

 

 

呑み込まれそうになったら、そのことを思い出してください。

 

(※“このように”は、ここでは具体的に書いていません)

 

 

 

○○時に、遠隔で気を送ります。

 

 

○○さんを感じながら、私も○○さんの苦しみと恐怖に一緒になって、○○さんの心に寄り添います。

 

 

私も一緒に○○さんの苦しみと恐怖を味わいながら、一緒に闘います。

 

 

そして、○○さんを待っている希望が見えるまで、私は○○さんの側を離れずいつも一緒です。

 

 

なぜなら、私も○○さんの愛に救われた一人だからです。今、私は○○さんの愛に救われた代表として、今○○さんを恐怖から救いに行きます!

 

 

やっと○○さんのお役に立てる!待っとき!!』と。

 

 

 

この文章は、スピリチャリティを感じるような文に聞こえるかもしれませんが、第4話で触れた「投影」を使っています。

 

 

彼女に自分を投影することを通して、実際に自分自身にも気づきをもたらし、自分の中に滞っていた問題をも解放され、癒されるという、一般的な常識を超えた自分自身を与えるという実例です。

 

 

実はいざと言うときに、誰もが無意識にしていることなのです!

 

 

 

心に寄り添うとは、相手の存在そのものに、価値を見続け、希望を見続けることです。その人を信頼し続けることです。

 

 

それは、子供も大人も一緒です!

 

 

忘れたら、またこの考えを思い出して見続けることです。

 

 

それが人との絆をつくります。人とのつながりを持たせます。信頼関係を築くのです。

 

 

 

子供に寄り添うとは、乳幼児期は心身共に寄り添い、子供が大人へと自我の成長と共に、この心に寄り添う考えを持つことが、上手な子離れにもなって行きます。

 

 

そして、心に寄り添うこととは、相手の存在そのものに、価値を見続け、希望を見続け、信頼し続けることと同時に、

 

相手の苦痛や不安、怖れなどの心の痛みに寄り添うことでもあるのです。

 

 

だから、親は子供に言うのです。

 

「人の痛みのわかる人間になりなさい」と。

 

 

次回は、「子育ては子離れ」について、お話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

***セミナー情報***

 

『大人の笑顔が子供の夢を育むセミナー』
2015年10月17日(土) 会場 大阪淀屋橋

 

 

テーマ1「人生の生き方を知れば子供の就職は心配ない」

 

若者の就職事情を踏まえながら、大人が子供に生きる姿を見せることがどう子供に影響を与え、新たな親子の関わりを持つことができるのか。

 

また、子供の就職に関係ない方も、自分らしさや人生の目的を生きることにどうつながっていくのかを、私がお話をします。

 

 

テーマ2「生き方を決める! 子育てと仕事、夢を実現させる3つの秘訣」

 

子ども能力開花くらぶ「ちゅーりっぷふれんず」代表田宮由美さんが、現在に日本では、何らかの形で、お仕事されている女性がほとんど。

 

子育ても仕事も頑張っておられるワーキングママへ向けて、またそれを支えている男性に向けて、子供を自立させ、両方の夢を実現に導く大切な3つの秘訣をお話しされます。

 

 

【詳細はこちらから】

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です