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『§自分が自分であることが幸せ』
「第14話:新社会人基礎力の理解度チェック②」

 

 

今回は、前回に続き今までの話の理解度を
設問をつくってチェックの設問4です。

 

 

「幸せになるための、社会人基礎力」とは、
私たちが社会で生きる土台のようなものです。

 

 

学生と関わっていて、その土台となる価値判断する力が、
今までの生きてきた経験の中で身に付いていないことを
痛感します。

 

 

そこをしっかり意識づけないまま方法論に頼ることは、
社会の仕組みの中で自ら生きにくくさせる原因を作ります。

 

 

私たちはなにかを判断するにも、その基準となるものが必要
なのです。それが考える原動力となり、より自らを高めよう
とするのです。

 

 

 

はじめて訪問された方は、話の趣旨を理解するためにも、
こちらから先にお読みください。↓ ↓

 

「幸せになるための、新社会人基礎力①」へ

 

 

 

さて、まず人生や生き方の答えは、個人によって様々です。

 

 

どの方法が正しいということはありませんが、
ここでは、今までのお話に則した考えでお答えください。

 

 

 

設問4.

 

「あなたの前に、山の頂上に向かう二つの道があります。
一つは急な砂の斜面を頂上に向かってまっすぐ登っていく道。

 

距離は近いですが、途中で足を滑らせて麓まで転げ落ちる
可能性があります。

 

もう一つは、山襞をぐるぐると縫うように登っていく階段。
距離はありますが、麓まで転げ落ちる可能性はありません。

 

あなたなら、どちらの道を選びますか?」

 

 

①砂の斜面
②階段
③どちらでもいい

 

 

今日は、ここまでです。

 

 

いかがでしたか。これも簡単でしたよね。

 

 

では、解答と解説です。

 

 

設問4.の答え:②階段

 

 

この設問の意図は、成功の確率を上げることと努力すること
をミックスした応用問題です。

 

 

時にハイリスクハイリターンを、選択する必要性に迫られる
ことがあるかもしれませんが、土台があっての選択です。

 

 

土台は、積み重ねの努力をし続けることでしたね。

 

 

よって、②の階段が、模範解答になります。

 

 

 

若者の傾向として、これもすぐに答えや結果を求めるあまり、
その後のことを考えずにリスクを冒します。

 

 

時に成功すれば自信になるかもしれませんが、毎回成功する
確率は低いと言えます。

 

 

リスクを冒して痛い目にあっても、だからといって山襞を
ぐるぐる縫うように登っていく、時間のかかる努力を要する
階段は気が遠くなってしまいます。

 

 

だから、切羽詰まった状況になるまでそこに居留まるのです。

 

 

 

次回は、設問5へと続きますが、
ちょっと難しくなるかもしれません。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 

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