2016y08m23d_211305067

『§まっすぐに生きるのが一番』
「第10話:チャンスを掴むってこんな感じ」

 

 

前回は、一つの例えの話として、
人がポジティブに変わる瞬間のお話をしました。

 

 

今回は、この話には大切な学びがありますので、
そのことについてお話したいと思います。

 

 

 

はじめて会った彼女の印象は、
それは人見知りで、自信なさ気でした。

 

 

それが約1ヶ月半後に会った彼女は、
恋する乙女のように生き生きとした女性に
変身していました。

 

 

人見知りで、自信なさ気な彼女。

 

 

以前彼女に就職のための自己PRを作成するのに、
小さな飲食店のホールでアルバイトをしている
話を聞いたことがありました。

 

 

「お客さんとの会話は決まり切った内容。
お店の人ともほとんど会話していない」と。

 

 

彼女は今まで人と話すことが少なかったこともあり、
話し掛けられてもどう反応していいのかわからない、
そんな自分へのもどかしさがあったのだと思います。

 

 

そして、どこかでそんな自分を変える
きっかけを探していたのかもしれません。

 

 

 

ところで、彼女が自分を変えることができた、
大きな要因は何だと思われるでしょうか。

 

 

自分を変えたいと思い続けたから?
うまくタイミングを掴んだから?
一歩踏み出す自信を持てたから?

 

 

これらはすべて結果です。

 

 

これらの言葉に捉われている限り、
なかなかよい機会を掴むことは難しいと言えます。

 

 

自分を変えたい。
うまくタイミングを掴みたい。
一歩踏み出す自信を持ちたい。

 

 

その結果を掴みたいと思うならば、
原因となる動機づけに着目することが大切です。

 

 

その原因となる動機づけとは、
○○するためには、○○すべきではなくて、
○○したいから、○○するです。

 

 

つまり、その内なる動機づけをもたらす、
『自己肯定感』を高めることなのです。

 

 

 

彼女がはじめにしたことは、
『Happy Lucky Me』
“幸せで 幸運な 私”と自己肯定感を高めました。

 

 

自己肯定感とは、肥えた土地のようなものです。
そこに種を蒔けば、作物が実り豊かになります。

 

 

そして自己肯定感とは、私たちを前に進むことを
働きかけてくれる意識(豊かな土壌)のことです。

 

 

その意識に蒔かれた種(動機)は思考に働きかけ、
思考はそのための計画などを考え、そして、
思考が言動することにより、人は事を起こすのです。

 

 

 

さて、私たちはチャンスを掴むためには、
自己肯定感を高めたところに正しい動機の
種を蒔かなければなりません。

 

 

でも多く私たちは、チャンスを掴もうとするとき、
Chanceの語源でもある「運良く何かが起きること」
と思いがちなのです。

 

 

本当のチャンスを掴むとは、
前向きな姿勢である「何かを得るためのいい機会」
を語源とするOpportunityなのです。

 

 

つまり、他力的に運良くと思っている限り、
なかなかチャンスが巡って来ないのです。

 

 

「何かを得るためのいい機会」を得るためには、
自己肯定感を高めた前向きな姿勢が大切であり、
その心の状態が幸運のアンテナを張ることになるのです。

 

 

これが絶妙なタイミングをもたらし、
私たちがよく言う「運良く」という
チャンスを掴むってことになるのです。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です