第四の法則 『運を味方につける法則』

「選択するパワー ~その2~」

 

さて今回は、前回の文章を違った観点から見てみたいと思います。

 

「彼は、朝目覚ましの音で目を覚ましました。

『もう朝か~、眠いな~。このまま寝ていたい。

今日が休みやったらな~。う~、しょうがない、起きるか』。

 

彼は、ベッドから渋々抜け出す選択をし、 いつものようにトイレに向かいました。

 

しかし、今日に限ってトイレには先に誰か入っていたのでした。

 

彼は、『入っているのん誰や』と、

少しイライラしながらもトイレの戸を叩くと、

中から姉貴の怒った声がして、

 

『うそ~姉貴や。出てきたらごちゃごちゃ言われてうっとうしいな。

もう少し我慢できるから待っててもしょうがないから先に顔を洗おう』と、

洗面台に向かう選択をしました。

 

顔を洗って 『もう出てるやろう』と思いながらも、

『まだ入っとったらどうしよう。 でももうこれ以上我慢できないわ。限界や』

と思いながら、 さらにイライラしてトイレに向かう選択をしました」と。

 

感情が入ると、 随分と文章の赴きが変わるのがわかると思います。

 

前回の行動だけの話だと、 彼は機嫌がいいのか悪いのかわからないと思います。

 

客観的に読み取れば、 淡々と普通に行動しているようにも見えますが、

今回の話を見れば、イライラしていつもよりも機嫌が悪いことがわかると思います。

 

この悪い機嫌の状態を引きずったままだと、

ちょっとしたことにも腹を立てたり、

例えば何かリズムが狂うのか いつも通っている柱の角で

足の小指を打って悲鳴をあげて(笑) といったドジをしたりして、

余計に気分が悪くなってしまったりします。

 

そして多くこのイライラした悪い気分を

『姉貴のせいで朝からめっちゃ気分悪いわ』と、

姉貴のせいにしてしまうものです(笑)。

 

どうやらこの感情が、人間関係と関係がありそうです。

次回はそのお話をしたいと思います。

 

 

 

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