8月25日 『婚活についての手記』

「幸せをつかむ婚活まとめ:自分らしい婚活をⅠ」

 

幸せな結婚をするための大切な考え方ということで、思ったままに書いてきましたが、特に前半はなにが言いたいのか、わかりづらかったのではないかと思います。

 

このブログの「奇跡の婚活物語」に出てくる彼女にも、メールでコメントの返信を途中で書くのを諦めさせてしまうほど、回りくどかったようです(苦笑)

 

さて、今回でこの「婚活についての手記」のまとめをして終わりにして、新シリーズを連載していく予定にしています。詳細は、自分らしい婚活をⅡの最後にご紹介します。

 

では、『婚活についての手記』 「幸せをつかむ婚活のまとめ:自分らしい婚活をⅠ」をお話します。

 

 

結論から言いますと、これはもう「幸せな結婚をするための大切な考え方」というだけでなく、「自分がどういう生き方をするかという考え方」にもなってきます。

 

それは、「自分を律する」という自分なりの価値基準(価値観)を持つことです。「自分を律する」を簡単に言いますと、結婚や人生に対して「自分がこうだと思える、こんなふうに生きたい」という、自分軸(価値観)を持つことなのです。

 

例えば、「結婚して幸せな家庭を作りたい」と思っているとしましょう。ここまでは、多くの人がそう思うと思います。でもそれが「なぜそう思うのか」と聞かれると、実はわかっているようで、わからないのではないでしょうか。

 

「そんな難しいこといいじゃん。そんなこと知らなくても結婚できるし」と思ってしまいたくなるところですが、ここを知っていると知らないとでは、これからの人生の幸せ度に大きく影響してくると言えます。

 

その理由として、様々なことが考えられるかもしれませんが、私はこれからの人生を幸せに生きるために、今の時代だからこそ、このことを理由に挙げたいと思います。

 

 

私たちが生きているこの時代は、物がない時代には物質的に豊かになるという価値観だけでよかったかもしれません。しかし、そこに時代は、心を大切にするという精神的価値観に重点を置くようになり、それに比例するかのように、急速に人々の価値観が多様化していきました。

 

価値観が多様化し選択肢が増えるということは、それ自体はいいことなのですが、あまりにも速いスピードで価値観が多様化したために、物質的価値観と精神的価値観が複雑に混在しはじめたことに、人々の心が追いつかず、うまく整合できなくなってきていると思うのです。

 

つまり、私たちのマインドが、ほとんど熟考することなく、善きにつけ悪しきにつけ、簡単に情報を得ることができ、過剰なまでに利便性を求め合理的な物質的価値観に振り回されてくると、思考(物質)と心(精神)との整合がしづらくなってしまうのです。

 

そして、人は、自分がこうだと思える、こんなふうに生きたいと自分を律する考え方を持っていないと、どうしても楽で自分の都合のいい方へと流されてしまうのです。

 

 

便利で合理的なことに慣れ過ぎてしまうことは、私たちに考えたり想像力を働かせることを低下させてしまいます。そうすると、早くて便利なことが当たり前となり、必要か必要でないかと安易な結果を求めようとし、そして一番怖いのは、自分の都合のいい安易な損得の価値観でものごとを判断してしまうことです。

 

そうなると、思いやりや感謝、愛に満ちた生き方ができなくなります。そこには、自分の心の欲求が満たされない不平不満や敵意、恨み、怒りがどんどん蓄積されていくのです。

 

そんな心の危険性をはらんだ時代だからこそ、私たちは、「自分がこうだと思える、こんなふうに生きたい」という「自分を律する考え(自分軸という価値観)」を持つことが大切になってくるのです。

 

その観点から、ものごとを見たり考えたりすることができれば、人生で道に迷っても、人の意見や世間に流されることなく、自分が進むべき幸せである方向性を理性的に決断することができるのはないでしょうか。

 

「幸せをつかむ婚活のまとめ:自分らしい婚活をⅡ」では、さらに「自分を律する考え(自分軸という価値観)」を持つことが大切かを、お話をしたいと思います。

 

 

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