第四の法則 『運を味方につける法則』

「自分にいい流れをつくる方法 ~その4~ 」

 

前回『自分にいい流れをつくる方法』として、

三日間、自分が、「よりよく幸せになりたい」と、

「気楽な気持ちで、そう思いながら生活をして見てください」

というお話をしました。

 

お気づきの方もいると思いますが、

私たちの思考に「よりよく幸せになりたい」と、

たくさん思うと、脳はそれが優先順位の高いものと認識します。

 

そうすると、意識は「よりよく幸せになりたい」ということに、

他のものよりも強く反応するのです。

 

これに関連してもう一つ、

『自分にいい流れをつくる方法』のお話をしたいと思います。

 

 

前回のこの言葉、

「よりよく幸せになりたい」を例に取って見ましょう。

 

今度は、「よりよく幸せになる」と思って見てください。

 

この「幸せになりたい」と「幸せになる」との、

言葉の違いによる心の感じ方が、違ったのがわかったでしょうか。

 

今一つ違いがわからなかった人は、もう一度、心静かに、

「幸せになりた」と、ゆっくり10回言ってみてください。

そして今度は、「幸せになる」と、10回言ってみてください。

「幸せになる」といったとき、 心に違和感があったのではないでしょうか。

 

 

聞いたことがあるかもしれませんが、

「幸せになりたい」は願望であって、

「幸せになる」は決断することであると。

 

「決断」することは、そこに自分への責任が伴ってきます。

 

その責任を感じる分だけ、

何かしらの制限を心にかけてしまっているのです。

 

この制限をかけている罠を見つける方法として、

次の4つの言葉があると言われています。

 

1)『~すべきだ』

2)『~しなければならない』

3)『~する必要がある』

4)『~して当然だ』

 

私たちは日頃の会話の中で、

知らず知らずのうちに使っているのではないでしょうか。

 

 

この「幸せになる」を例にあげると、

「幸せになるために、男(女)としてこのようにすべきだ」

「幸せになるために、男(女)としてこうしなければならない」

「幸せにする必要がある」

「幸せになるのは当然だ」などです。

 

この言葉をいうだけでも、 今、肩に力が入ったのではないでしょうか。

 

 

本来「幸せになる」と思うと、私たちが心に感じるのは、

わくわくして楽しくなるはずなのに、 なぜそうならないのでしょうか。

 

それは、「幸せになる」というわくわくする思いに、

『~すべきだ』『~しなければならない』 『~する必要がある』『~して当然だ』

という思いが、肩に力が入ったように重りとなって、

「幸せになる」という思いに重くぶら下がっている 感じになるからです。

 

この「幸せになる」という思いを 強く思っているときは、

まだそう思って行動できますが、

あまりにもこの4つの重りのような思いが多くなってくると、

「幸せになる」ことに対して足枷のように、

前に進むのをためらわせたりするのです。

 

それは、まるで重荷を引いて前に進むようなものですから、

頑張ればがんばるほど、本当に心が疲れてしまうのです。

 

 

心が疲れるということは、

「幸せになる」と思っても なれる気がしてこなくなっているわけですから、

「幸せになるってどういうことなんだろう」

「本当に私は幸せになれるんだろうか」と、 心の深みにはまってしまい、

 

例えば、9月1日から連載する物語の女性のように、

「私、もっとストイックになりたいんです!」となるわけです。

 

 

次回8月28日(水)は、 今すぐできるこの4つの解決する方法をご紹介しますが、

9月1日から連載する話では、 この解決方法もする必要がなく、

もっとシンプルで強力な、しかも自分らしく生きることのできるメッソッド(方法)を

お伝えしていくつもりです。

 

 

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