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◆心の底から自分らしく生きるメソッド(本編)◆

§ このメソッドのコンセプトのまとめⅡ

 

「このメソッドの具体的な流れ」

 

前回、この「心の底から自分らしく生きるメソッド」の目的についてお話しました。今回は、重複するところが多々あると思いますが、具体的なメソッドの流れについてお話したいと思います。

 

◇再度このメソッドとはなにか

 

『心の底から自分らしく生きるメソッド』についてたくさんお話してきましたが、整理すると次のようなことです。

 

◎自分らしく生き生きと生きる波動という意識を高め、この現実である物質的価値観に振り回されない生き方を取も戻すことです。

つまり、「精神が主」となって、「物質が従」となす「主従関係」のような自らが主体となって、物質的価値観と精神的価値観とを統合(※)した生き方です。

 

◎そのためには、私たちが時代と共に生きてきた物質的価値観、物質性の現実から抜け出して、精神的価値観、精神性の現実を思い出す心とマインドを体験的に取り戻していく必要があるのです。

(※)統合とは、相反する考え方の短所を補いながら、双方の価値を理解して、相反するものごとのいいところを取り込み、どう上手く生きていくかということ。

 

そこで、より具体的にこのメソッドの流れの前に、主な準備ワーク(作業)として、

 

簡単な心理ゲームから、「自分が他人からどう思われているのか」「自分は自分のことをどう思っているのか」「自分は他人からどのように見られたいのか」の自己分析をして、今の自分の立ち位置を理解してもらいます。

 

私たちは日頃、主観的に狭い範囲だけに意識してものごとを見ているので、その意識を広げるワークをしていきます。意識を広げることは、同時に心のスペースも広げ、また様々な角度からものごとへの気づきを得る体験をします。

 

人生マップという手法を使って、自分の様々な人生のものごとを書きだして見ることで、文字という思考で、現状の問題・課題、そして自分が望む本心を気づいていきます。

 

その他に、特にこのメソッドの第1段階は感情が伴いますので、感情を感じることに慣れていくワークをして、スムーズにメソッドに入っていけるようにしていきます。

 

 

そこで、次の5つがこのメソッドの具体的な流れになります。

 

1.第一段階は、

人間の本質である『心の五本の矢』という言葉を使って、本来の自分らしい波動の高い意識の状態を、自分の意志でつくっていきます。

◆自分の意志で気づきながらつくることがとても重要で、自分が責任を持った主体的な生き方をつくるためにも、自分の意識が落ちて再び上げるためにも非常に役立つからです。

◆そのためには、必要なくなった観念や自分を前に進めないようにしているネガティブの観念を変容していき、人間の本質である『心の五本の矢』という言葉を、自らの意志で心のシンボルとして身に付けていきます。

 

2.二段階は、

つくっただけでは日々の生活に戻ると、意識は落ちていきます。それを元の状態に戻すための最強のツール(道具)となるのが、自分がわくわくするような遣り甲斐を感じる人生を生きる目的を見つけ出すことです。

◆それは、自分ができるこの世の中のためになる生き方、社会への貢献にもつながっていくものです。それは、バースビジョン生まれてきた目的を生きる生き方とも言えます。

◆ここでも、第1段階で使う手法を使って、知識だけで終わらせるのではなく、心で体感してそう思えるように身に付けます。

◆この段階になると、自らが主体となった生き方になってくるので、自分で自分の人生を創っていくことが容易になり、引き寄せの法則も有効的に活用できるようになります。

 

3.第三段階では、

最高の人間関係を築く方法を学んでいきます。

◆ネガティブな感情を変容し、高い意識の状態をつくり人生の目的を知ったからと言って、ネガティブな感情がなくなるわけではありません。

◆人間は日々自己成長を遂げていき、成長するために新たな課題と出会って成長していきます。そして日々の現実の中で、一番自分を大きく成長させ学ばせてくれるのが、人間関係なのです。

◆ここまでに、自分らしい状態をつくってきていますから、その状態で人間関係のメカニズムを理解することは、とても人間関係を築くことに役立ちます。それは、友人、恋愛、夫婦、親子、家族、仕事などの関係を良好なパートナシップにしていきます。

 

これらの第1段階、第2段階を体験して、そして理解し学ぶことによって『心の底から自分らしく生きる』、自分を律した主体的な自分自身になっていけるのです。

ここまでが、このメソッドの中核をなす方法です。

 

 

4.

さらに、第1段階から日々の現実できる波動の高い意識をつくる実習を繰り返していきます。

◆高い波動のベースをつくるためにも、日々の中で意識を広げ無意識に自動化し、第1段階から第3段階との相乗効果を高めるのが狙いです。

 

5.

また、物質的価値観に捉われる強く社会通念化された無意識で自動選択する考え(文章の構文)を私たちは持っていて、これも第1段階から日々の現実で実習をしながら変えていきます。

◆主体的な生き方をするためにも、その考え(文章の構文)を意識的に変えていくことが、第1段階から第3段階で身に付けたことを加速させることにつながります。

◆この強く社会通念化された考えは、人の心とマインドに型(気づかない癖)となってしまっているので、これは日々気づいた時に選択し直すことで、自ら主体となった本来の習慣へと戻していきます。

◆これが精神性の高い第1段階と第2段階で身に付けたことと、日々現実の中で起きる人間関係や物質的価値観からの発想とを統合していくことにも役立ちます。

 

これが大まかですが、このメドッドの具体的な5つの流れであり、第1段階から第3段階がこのメソッドの中核をなす方法です。

 

 

私が提唱する根本は、これからの社会への危機感にあります。

それは、このまま物質的価値観を生きていくと、これだけ魅力に溢れている世の中ですから、あまり考えずに簡単に自分の欲が満たされていくと、その結果、確実にものごとをじっくり考えたり、想像性を膨らましていく力が低下していくのです。

この状況は、今の世の中を冷静に見渡せば、測り知ることができるのではないでしょうか。

 

それが意味するところは、

自分の都合いい損得の価値観でものごとを選び、そこには「ありがたみ」の大事さを忘れていくような、人の心を忘れた「関わると面倒だから。責任を取るのがいやだから。ばれなければいい。自分さえよければいい」というような考えの世の中になってしまうことです。

それはまさに、心の氷河期です。

 

これを作り出す要因が、

たくさんの恩恵を受けてきた物資的価値観の影の部分なのです。

 

物質的価値観に振り回されて本来の人間らしさを忘れないためにも、当たり前に本来の私たちが持っている、人としての真実の心を思い出すことなのです。

本当はそれだけなのです。

 

それには、波動を高めた状態、つまり、自分らしいと思える自分が主体になった状態になることが必要なのです。心に余裕ができないと、なかなかそこには意識が向かず、結果、大切な心を忘れた自分の都合のいい損得の物質的価値観に振り回された生き方になってしまうのです。

だからまずは、自分の心の波動を高め自分の心に意識を向ける必要があるのです。

 

このメソッドは、

1.自分で波動を高めた意識の状態をつくれる人には、このメソッドの「4と5」で十分でしょう。

2.自分が、主体的となって本来の自分を律する価値観を取り戻して、自分の人生の目的を生きようとする人にとっては、「第1段階から第3段階、さらに4と5」を体験し学ぶことで、効果的な生き方が望めます。

3.また、自分らしく生きにくいと思っている人にとっても、この「第1段階から第3段階」を体験することは、自分らしさを取り戻し、さらに「4と5」を学ぶと現実をもっとらくに生きやすくなります。

 

そして、このメソッドを受けたからといって、現実が変わるわけではありません。

変わるのは自分のものごとを見る心の状態と意識です。

この自分の意識の状態が高くなり、自分が主体的になって生きると思えることが大切なのです。

 

なぜなら、そこには前向きになにかをする力が湧いてくるからです。

そこには必然と『愛、感謝、思いやり』を感じられる

心を思い出している状態になるからです。

 

そして、わくわくするような意識の高い状態それこそが

人が本来持っている生きる原動力なのです

 

 

次回、明日9月30日(月)は10月1日(火)からはじまる

「メソッドの実践編」に向けて、

「和尚と瑞枝の物語」について少し触れておきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、心より感謝いたします。 ありがとうございます。

 

 

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