“心の底から自分らしく生きるための”

『ありがとうの効果と秘訣』

 

なぜ今さらありがとう?

 

 

「誰もがその大切さを知っているありがとうの言葉をなぜ今さら?」

そんな疑念を持ってしまうかもしれません。

 

私も少し前までは、そのように思っていました。

 

そこでみなさんに、こんなふうに問い掛けをしてみたいと思います。

 

「現パナソニックの創業者松下幸之助さんや、ソニーの創業者井深大さん、ホンダの創業者本田宗一郎さんの著書などにも、必ず『感謝』つまり『ありがとう』の大切さが出てきますが、なぜわざわざ誰もが知っているその言葉を語る必要があるのでしょうか」

 

みなさん、どうでしょうか。

実は、どうやらここに謎解きがありそうです。

 

私が調べたところ、人望が厚い成功者と言われる人などは、必ずありがとうと言う感謝がいかに大切かを、理屈ではなく強く体験として語っています。

 

もっと噛み砕いて言いますと、頑張っている人のインタビューやコメントを聞いていますと、必ず強く気持ちのこもった「感謝」の言葉が出てきます。スポーツ選手などのインタビューもそうですよね。

 

さらに言いますと、実は私たちの身近にも、たくさん強く体験的に「感謝」の大切さを言う人や耳にすることがあるのではないでしょうか。

 

そこで、再び私から問い掛けをしたいと思います。

 

「私たちは、日々の生活の中でたくさん感謝することがありますが、どれぐらい感謝というありがとうの言葉を、気持ちを込めて言えているでしょうか。また、心の中で思えているでしょうか」

 

みなさんは、いかがでしょうか。

昨日、今日を振り返って、1日どれぐらい「ありがとう」と思えたでしょうか。

 

例えば1日10回として、1年365日で計算すると、3650回。

単純にこの数字は、感謝というありがとうの言葉の大切さを強く体験的に知っている人と比べると、多いのでしょうか。少ないのでしょうか。

 

そこに込める気持ちも大切になってきそうですね。

 

さらに、私はこのありがとうの言葉を調べていくと、1日朝起きて寝るまでに、一度も「ありがとう」を言わないで過ごす人が増えているようなのですが、みなさんもそう言われてみるとそう感じるでしょうか。

 

 

実際に私は、仕事でほとんど人も電話も関わることのない専門職の女性と話をしていたときに、その女性は日々家と会社の往復で、何日も「ありがとう」を言った記憶がないと言っていたのです。

 

そして、その女性は、

「世の中、私みたいな人、結構多い気がしますよ。周りの友達を見てても、仕事でありがとうと言わないで過ごす職場も多いと思いますよ。それになにも言わなくても食べるものも買えるし、一人暮らしの休日なんかそんなのざらにありますよ」と。

 

明確な根拠はないのですが、彼女曰く

「社交辞令のありがとうはあっても、心からありがとうの言葉は、意外とみんな少ないのでは」と言っていましたが。

 

 

さて、みなさんまだ「なぜ今さらありがとう?」の前ふりなのですが、なにか感じるものがあったでしょうか。

 

これから話を進めていくにあったって、感謝というありがとうの言葉の大切さを強く体験的に知っている人は、どうやら「ありがとうの効果」となにか関係がありそうですね。

 

そして、それと対極するように、ありがとうの言葉を言ったり思ったりする機会がないような世の中の風潮が、どうやら実際にありそうです。

 

次回は、この二つの対極する話に絞って「なぜ今さらありがとう?」の根拠となるお話をしたいと思います。

次回「ありがとうは強力な言葉」

 

 

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