“心の底から自分らしく生きるための”

『ありがとうの達人のなり方』 (ありがとうの効果と秘訣)

 

不登校の息子にありがとう

 

 

前回は、20代の女性が「ありがとう」の効果を使って、
「結婚できたありがとうの効果」のお話をしました。

 

今回は、不登校の男子高校生を持つお母さんのお話です。

 

 

 

まず私は、お母さんが親一人子一人で頑張ってきた、
背負っている重荷をおろした後、 私はお母さんに言いました。

 

 

「今日は息子さんではなく、来ているお母さんが 変わって
 解決する方法をお教えしますね」

 

「いえ、私はいいですから、 息子が変わる方法を教えてください」

 

「その方法は、今日来ているお母さんが変わることです」

 

それから、なぜお母さんが変わる方が効果があるかを、
心理学的な話を踏まえて説明し、納得してもらいました。

 

 

最後に「ありがとう」を日々使う方法をお伝えました。

 

 

ここでの一番のポイントは、
お母さんの不安で心配げな顔と
息子さんへの申し訳ない気持ちで接しないことでした。

 

 

お母さんには、「ありがとう」の効果と他に、
あるテクニックをお伝えしました。

 

 

 

2週間も経たないうちに、 お母さんから連絡がありました。

 

 

「息子が学校へ行き出しました。
  何とか留年せずに行けそうと先生にも言われました。

 

息子になんで行こうと思ったか聞いたら、
『ゲームするのに疲れたから』と言ってたんですが…」

 

 

私はお母さんに、
「息子さんからなにか聞かれなかったですか」と聞くと、

 

「息子が、なにかええことでもあったん?」 と聞いてきたそうです。

 

 

お母さんが私に、
なぜ息子が学校へ行き出したのかと聞いてきたので、

 

「さあ、お母さんが魔法でも掛けたのと違いますか。
 ひょっとするとお母さんが楽しそうにしているのをみて、

 

『このままやったら、俺、見捨てられる』とでも、
 思ったんじゃないですか(笑)」

 

そう言いながら、心理学的な観点を踏まえて、
お母さんにお話しをしました。

 

 

お母さんとの話の中で私に言ってくれた、
とても印象的な言葉がありました。

 

「私、息子に生かされてきたことに気づきました」

 

そして、
「こんな言い方をすると変かと思われるかもしれませんが、
 最近息子と一緒にいることが楽しいんです」と。

 

 

私はお母さんからこの言葉を聞いて、
お母さんが息子さんにどう接していったかを、
だいだいのことが想像できました。

 

 

 

ここでも私が使った「ありがとう」のテクニックは、
お母さん自身への「ゆるし」でした。

 

それと、お母さん自身の「自己肯定」です。

 

 

 

今日のポイントは、
「ありがとう」は、自己肯定を高めることです。

 

 

つまり、ポジティブ思考になっていくことであり、
周りにもその波動が伝染していくのです。

 

 

 

次回は、「ありがとう十か条」という
ありがとうにはどんな効果があるかお話したいと思います。

 

次回 「ありがとう十か条」の効果とは

 

 

 

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