“心の底から自分らしく生きるための”

『ありがとうの達人のなり方』 (ありがとうの効果と秘訣)

 

「ありがとう10か条」

 

ありがとうは、周りだけではなく、自分も前向きにさせます。

 

 

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(出所)

 

 

前回は、「四.進歩進展、現状打破のいしづえです。」という、
自らの心を律する主体性も強くなっていき、
何事にも責任を引き受ける良心からの強さが出てくる お話をしました。

 

 

今回は、「ありがとう10か条」の五つ目
「五.おかげさまと言える心をつくります。」の
お話をしていきたいと思います。

 

 

 

最近、この「おかげさまで」という言葉が使われなくなり、
死語に近いと言う話も聞くようになりました。

 

 

「おかけさまで、元気です」とか、
「おかげさまで息子は無事合格しました」 と
言った使い方をしていると思います。

 

 

この「おかげさま」を漢字で書くと「御陰様」と書きます。

 

 

ネット辞書などで調べていると、

 

「おかげさま」の意味は、
『他人から受けた助力や親切に対して、 感謝の意をこめていう語。』
『神仏などの陰でその庇護を受ける意味。』 とありました。

 

 

つまり、
「神様や周りの人のお世話によって元気に過ごしています」 という、
多くに人に生かされている謙虚な心があるのです。

 

 

 

江戸時代の「伊勢参り」は、
「おかげ参り」とも言われていました。

 

 

それは、暮らしが大変な人たちでも、
道中でいろんな方からの施しを受けながら、
「多くの方の お陰でお参りできたこと」に由来しているそうです。

 

 

 

「ありがとう」の語源も神仏から来ていると言われ、

 

『本来有ることは難しいものごとが有り得る』という、
神様、仏様への感謝『有り難い』であったと言われています。

 

 

 

本来の神仏を崇拝するのは、

 

『生かされていることへの感謝』だったそうです。

 

 

それが、江戸時代以降世の中が落ち着いてくると、
現世利益と変わっていったとか。

 

 

 

今の現代ではどうでしょうか。

 

 

私はセミナーでも言うのですが、

 

「『物質的に豊かになったおかげで、
  私たちは今暮らしている』と思っていませんか」。

 

「なにかが私たちの意識から欠けていませんか」と。

 

 

それは、
「『多くの人たちのおかげで、
  物質的に豊かになり、私たちは今暮らしている』

 

 

『多くの人たちのおかげで』という
『ありがたみ』の心を忘れていませんか」と。

 

 

物質的な豊かさと便利さの陰で、
大切な心が希薄化していっている由縁です。

 

 

しかも、現代の豊かさと便利さの価値基準に慣れると、
人は正当にそれが受けられなかったときに、
イライラという 怒りの波動(エネルギー)を無意識に放出しているのです。

 

 

さらに気持ちが晴れないまま感情を溜め込むと、
ストレスがストレスを生みやすくさせて
負の連鎖を引き起こす要因にもなっていくのです。

 

 

 

今日もポイントは、

 

「ありがとう」は、おかげさまでという感謝の心をつくり、
それは多くの人に生かされているという心を育むことです。

 

 

ここまで「ありがとう10か条」の五つをお話してきましたが、
これらのある一定の状態をつくる方法が、日々の「ありがとう」なのです。

 

 

今日で「ありがとうの達人のなり方」(やり方)
を書いて、ちょうど2週間になります。

 

 

次回は、
「六.がんばって生きていこうと支えあえます。」の前に、
「ありがとう」を2週間続けている人のために、
お役に立てるお話をしたいと思います。

 

 

 

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