“心の底から自分らしく生きるための”

『ありがとうの達人のなり方』 (ありがとうの効果と秘訣)

 

 

前回まで、「ありがとう10か条」の
「1条から5条」までお話してきました。

 

 

前回の「五.おかげさまと言える心をつくります。」は、
「ありがとう」は、おかげさまでという感謝の心をつくり、
多くの人に生かされているという心を育むことでした。

 

 

さて、今回は「ありがとうの達人のなり方」(やり方)を
書き始めて、ちょうど2週間経ちますので、
効果を実感して頂くために体験を踏まえて、
お話していきたいと思います。

 

 

 

実は、この1月12日に知人宅に招かれたときに、
一人の奥様が「ありがとう」に興味を持たれて、
その後の1月26日に電話でお話を聞くことができました。

 

 

結果は、「特になにか変ったことはない」 と言うことでした。

 

 

初日の12日は、みんなが集まり子供も合宿でおらず、
楽しくて「ありがとう」をすぐ言えたそうですが、
次の日から言葉がすぐに出てこなかったと言っていました。

 

 

毎日ほとんど同じ言葉の繰り返しで、
取りあえず言い続けてます、と言うことでした。

 

 

そこには、『本当に効果があるの?』という 不信感も漂っていましたが。

 

 

私の体験からも、2、3週間はなにもなかったのですが、
あるとき、ふっとした「気づき」があったのです。

 

 

その「気づき」を思えると、楽しくなってくるのですが、
それまでは、効果がないことへの不信がどうしても
強く なってくるかもしれません。

 

 

私は、奥様にこんな話をしました。

 

 

「“ありがとう感謝”って、昨日何を食べたかを
 思い出すのに時間が掛るのと同じようなものです。

 

 それだけ、私たちの生活の一部として習慣になっていて、
  無意識のうちに溶け込んでいるんですよ。

 

 それを寝る前に、今日は1日なに食べたかなと、
  “ありがとう”を思い出すようなものですから。

 

 そんなふうに“ありがとう”を思い出してみてください」

 

 

 

それから二日後の28日に、奥様から電話がありました。

 

 

「前中さんわかった気がしますよ!あの晩、朝起きてから
 “ありがとう”って思い出してたら、いろんなことに
 “ありがとう”ですよね!」

 

 

奥様が言ってくれた“ありがとう”を例に挙げますと、

 

「子供が今日はお昼パンにするからと言って、
 お弁当を作らずにすんでありがとう。

 

 主人が子供を駅まで車で送って行くと 言ってくれてありがとう。
 頼むつもりだったけど、先に主人から言ってくれて。
  主人にはありがとうと言ってないけどね。

 

 

 夜子供を駅まで迎えに行って、
 その足で回転ずしを 食べに行ったんですけど、
 家から出る前に主人が 先に駐車場に行って
 車の中を温めてくれてありがとう。

 

 

 今さら主人には恥ずかしく“ありがとう”と言えないけど、
  思い返し見るとたくさん“ありがとう”ですね」

 

 

私が、「今度代わりにそのことをご主人に伝えておきますよ。」 と言うと、

 

「そんな恥ずかしいこと言わんといて。
 絶対言わんといてくださいね。」と、念を押されましたが。

 

 

(このような思いはとても大切なので、
 タイミングがあったときに是非夫婦の思いの橋渡しを、
 させていただきますね。)

 

 

 

最後に、奥様は私に本音を言ってくださいました。

 

それは、
「(26日の)電話がなかったら、
 やっていて効果も わからなかったので、止めるところでした」と。

 

 

今日のポイントは、
「ありがとう」を意図的に「気づく」ことです。

 

 

 

私の場合は、あるとき太陽を見て、花を見て、
「ありがとう」の気持ちが込み上がってきて、
「なにこの感覚」と「気づき」がありましたが、

 

 

この奥様の場合は、
朝起きてからの「ありがとう」を 思い出していった結果、
「気づき」がありました。 正直よく気づけたと思っています。
(余談ですが、チキンラーメンのひよこちゃんを
 見つけるぐらいの「気づき」です。参考までに)

 

 facebook チキンラーメンひよこちゃん

 

 

奥様から奇跡のような電話を頂きましたが、私の体験上、
一度この「気づき」を持つと日々の生活の中で、
「ありがとう」という感謝にたくさん反応していきます。

 

 

はじめは毎晩5つ「ありがとう」を言っていたのが、
日々「ありがとう」と言う回数が増えたり、
また反応したり、感じたり思ったりすることを合わせると、
1日何十回何百回と「ありがとう」に気づいていくのです。

 

 

それは、相乗効果を生み90日間意識してやり続けると、
体に習慣化されて、「ありがとう」というポジティブな波動に
満たされているように思えてくるのです。

 

 

大切なことは、意図して意識することなのです。

 

 

これは、「思考は現実化する」と言われている
表面意識(顕在意識)と潜在意識(深層意識)、
つまり、思考と心に落とし込む原理と同じなのです。

 

 

次回は、「ありがとうの体験談」として、
就職活動をしていた学生の体験を思い出したので、
そのお話をしたいと思います。

 

 

 

「ありがとうの達人のなり方」(やり方) はこちら

 

 

 

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