理想のパートナーができにくいわけ(後半)
“心の底から自分らしく生きるメソッド”
『ありがとうの達人のなり方』 (ありがとうの効果と秘訣)
前回、「理想のパートナーができにくいわけ(前半)」で、
自分で自分が幸せになろうとする人生を生きる意識(気持ち)になることが
大切というお話をしました。
それが、ポジティブな波動を高めた意識の思考パターンになることなのです。
今回は、その意識の思考パターンを持つことと、持たないことでは、
どう私たちの幸せに影響するのかについて、お話したいと思います。
まず、確認の意味でお話しますと、このポジティブな意識の思考パターンに
なったからといって、ネガティブなことがなくなるわけではありません。
人は、生きている限り、前に進んでいると、日々必ず成長させるための課題
が出てきます。それは多くネガティブなことに関する怖れだったりするの
ですが、人間はプラスとマイナスといった両極性を持ちその対極があるから
こそ、そこから学び幸せになろうと成長できるのです。
例えばラブラブなカップルを見たときに、ため息をついたりジェラシーを
感じる自分がいるのか、微笑ましく幸せな気持ちになれるのか、
その心のあり方が大切になってくるのです。
そのことを踏まえて、お話を進めていきたいと思います。
私たちは日々生きていると、新たな課題やうまくいかないこと、
滞っていると感じることに直面したりします。
そんなとき、このポジティブな意識の思考パターンを持てていると、
例えば婚活が思うようにうまくいっていない場合、このように思えます。
「幸せな結婚をするためには、どうすればいいのだろう」と、
「幸せな結婚をする」ことに価値を置き、そのために前に進もうと知恵を
働かせます。
一方、この意識の思考パターンを持ててなくて、ネガティブなことに影響
されやすい思考パターンがあると、多くこのように思います。
「どうすれば、幸せな結婚ができるのだろう」と思い、
「こうすれば、幸せな結婚ができる」と、「こうすれば」というやり方に
価値を置いて義務役割に落ちりやすくなるのです。
私たちは、日頃意識せずに習慣化された言葉を使っていますが、
価値を置く言葉の意識が違うと、言うまでなく結果が違ってくるのです。
『なるほど。と言うことは、言葉の意識を「幸せな結婚をするためには、
どうすればいいのだろう」という発想を持てばいいのですね。
「結婚すれば、幸せになれる」ではなくて、「(理想のパートナーと)共に
幸せな人生を生きたいから、結婚する」と思えば、そのような結果になる
ということですね。
そうです。その言葉を何度も強く思って婚活してください!そうすれば思考は
現実化しますから、望む現実を引き寄せるようになります。』!
このような言葉の観念を持つことは、とても大切になってきますので、
これで、理想のパートナーと出会い、幸せな結婚ができれば、本当に嬉しい
限りです。
ただ、そううまくは行かないことも多く、
実はよく陥ってしまう落とし穴があるのです。
そこが、ポジティブな意識の思考パターンを持つことと、持たないことでは、
どう私たちの幸せに影響するのかについての、隠れた観念の罠なのです。
少し話が長くなりますが、先ほどの「その言葉を強く思って婚活する!」と
思ってできそうになって現実の生活に戻りますが、多くしばらくすると、
ネガティブなことに影響された度合だけ、だんだんと不安な意識が芽生え
てくるのです。
そんなとき、先ほどの「(理想のパートナーと)共に幸せな人生を
生きたいから、結婚する」という考えが頭では大事だとわかっていても、
芽生えた心の不安は消えないままですから、人はその不安な心を落ち着か
せるために、心は慣れ親しんだ今までの場所(気持ち)に戻ってしまう
のです。
そして、またネガティブな思考パターンから「結婚すれば、幸せになれる」
というやり方をしてしまうのです。
それだけ慣れ親しんだ心の場所とは、私たちが厳しい環境にも慣れるように、
辛い苦しい思いをして、ようやく自分の心をコントロールできる場所だったり
するのかもしれません。
それだけに、私たちの多くは、たくさんいいことを知識として得てそれが
大事だとわかっていても、そこに執着したくなるし、変化することは不安を
生みますから、変化することをためらってしまうのです。
これが、私たちの潜在意識や無意識と呼ばれている心の中で起こっている
ことであり、そこに私たちの動機となる観念があるのです。
人間の本質は、安全・安心を求める生き物です。
だからこそ、不安を嫌います。
そして、その不安をどうやって解消、解決するために私たちは生きてきたし、
今も多くの人がそうやって生きています。
でも有り難いことに、本屋に平積みされている本のジャンルを見ても
わかるように、ようやく今の時代「どうその不安に向き合って生きるか」、
「どう幸せに生きるか」に人々の意識が大きく移行しだした時代になって
きたのです。
そんな時代を生きるためには、ネガティブな意識の思考パターンから
ポジティブな意識の思考パターンに変わっていくことが大切であり、
これからの生きる鍵になってきます。
そのことは、この「否定の条件付け」の思考パターンのまとめとして
きたいと、それを簡単にできる方法が、私たちが当たり前に
使っている「ありがとう」を習慣化させていくことなのです。
次回は、「否定からの条件付け」の思考パターンでよく陥る
ネガティブな観念として、「子育てのこと」についてお話したいと
思っていましたが、ビジネスにも同じことが当てはまりますので、
先にビジネスのことにも焦点を当ててお話したいと思います。
次回は、『「ありがとう」がビジネススタイルを変える』をお話します。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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