朝の駅などでは、新社会人とおもわしき若者の初々しい季節。

 

 

4月の第1週は、特に電車の車内もそんなフレッシュさを
感じる空間です。

 

 

 

ところで、それに伴い各会社では、新人の研修の真っ最中。

 

 

ある企業の新人研修では、社会人としての心構えとして、社会人の
身だしなみもその研修プログラムの一環に。

 

 

社会人の身だしなみが箇条書きで10項目にまとめられていたのですが、
これがけっこう世の中を見渡すと当たり前すぎてか、言われると知っては
いるものの実際はできていなかったりすることが多くありました。

 

 

そんな、社会人の身だしなみ10項目の最後の言葉は、
このように締めくくられていました。

 

 

「すべてに感謝」(よい人間関係)

 

 

 

先人たちの知恵がつまった社会人として身だしなみ10項目。

 

 

なにかどんどん大切なものが、置き去りにされている世の中に
なっている気がします。

 

 

「仕事のスキルを身に付けることは、とても大事。でも、この社会人
としての身だしなみを身に付けてこそ、スキルも生きてくる。

 

なぜなら、そのスキルを使うのは、その人だから」

 

 

2000年頃、「ジェネラリストからスペシャリストへ」
という言葉が言われ出しました。

 

※ジェネラリスト…「分野を限定しない広範囲な知識・技術
・経験を持つ人」のこと。

 

 

そのときある大手の人事部長が、私につぶやきました。

 

 

「特定のスペシャリストの分野はあるけれども、本当のスペシャリストは、
ジェネラリストの上にあるものなんだけど、なにか履き違えて使われている
気がするね」と。

 

 

今も変わらぬ「社会人の身だしなみ10項目」。

 

 

その最後の言葉である「すべてに感謝」は、いつの時代も変わらぬ
真理かもしれません。

 

 

けれども、今の社会はどんどん有り難みという「感謝」が薄れてきている
現実があり、目に見えぬ社会の歯車が、なにかずれ出してきている気がします。

 

 

次回に、「彼らの努力の結晶である自己PR。 心に響く自己PRには、
ある一つの共通点が。」をお話します。

 

 

最後までお読みいただいたありがとうございます。

 

 

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