20140414やる気

 

 

やる気にさせる必要はない!(第④話)

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

心に余裕がなくなってくると、相手を管理しようとします。

 

 

その原因はなんだと思われるでしょうか。

 

 

その大きな原因は、心に「不安」があるからです。

 

 

私たちは、この「不安」の感情を「安心」に変えるために、
管理しようとするのです。

 

 

一歩譲って管理は、まだしつけやルールといった、
まだ双方が寄り添える範疇があるかもしれません。

 

 

この管理を守ってくれないと、人の心はイライラがつのり、
それは怒りへと変わっていきます。

 

 

そうなると、人は怒りを使って、相手をコントロールするようになり、
さらには、コントロールが効かなくなると、人は力や権力、ときには
脅しや痛みを使って、従わせようとするのです。

 

 

 

私たちはこの怒りを、相手の為だと言って正当化したりしますが、
実は自分の中にそのことが原因の本質ではないすっきりしない
「不安」な気持ちが、そうさせるのです。

 

 

例えば、こんな子供の話を聞いたことはないですか。

 

 

「ゲームしてたぐらいで、そんなに怒らなくてもいいのに。
    今日は虫の居所が悪そう。怖!」

 

 

私たちは、多忙な中で生活や仕事をしていると、
「これをして、あれをしよう」という発想から、

 

「これして、あれして、そして、あれも、これも」と、
自分に負荷を掛けて鞭打つように頑張ろうとします。

 

 

そして、自分が作り上げた計画通りにいかなくなるとき、
言い方を変えれば、邪魔をされたとき、私たちは「不安」な
気持ちが湧き起り、イライラ感をつのらせ、相手を自分の都合に
合わさせるように管理?コントロールしようとするのです。

 

 

そうなんです。
合わ「させられた」方は、たまったもんじゃないのです(笑)

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

 

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