20140414やる気

 

 

やる気にさせる必要はない!(第⑯話)

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

前回、今の時代は『混沌とした社会』の過渡期で、となると、
これからはそこから抜け出した新しい時代が来ることになる
というお話をしました。

 

 

今回は、ここではブログのサブテーマである
「これからの子供・若者の未来を創る」観点から、
そんな新しい時代のお話をしたいと思います。

 

 

 

この観点から言いますと、以前にも言いましたが、
まず身近である『子供が、親が、家族が笑顔になる生き方』
できる世の中です。

 

 

そのために必要と考えるのが、
『時代や世の中に流されない、自律的な価値観を創ること』です。

 

 

 

今の世の中を見渡していると、ものが溢れ、便利になり、
情報も過多になり、自分をしっかり持っていないと、楽さから、
ますます考えて選択する価値観を持つことが難しくなってくると
思うのです。

 

 

その理由で、大局的な観点から大きく二つあります。

 

 

1)大切な人としての価値観が失われつつあること
2)考える力、想像する力が低下していること

 

 

まず1)の大切な人としての価値観が失われつつあること は、

 

今の物質的な豊かさの恩恵の裏側で、有り難味が失われ、
感謝する心が希薄していることが言えます。

 

 

ものごとが当たり前と思うようになってくると、
当然感謝することが減ってきます。

 

 

感謝することは、有り難いと思う気持ちです。

 

 

例えば食べ物に関して言えば、
有り難いという感謝する気持ちの希薄化は、自分が食べ物によって、
生かされていることへの敬意もなくなると言うことです。

 

 

また、感謝する心は、人やものへの気遣いや心遣いにも通じる
大切な価値観を育み、感謝するから感謝される有り難味もわかり、
感謝されることも増え、人との思いやりもつながり、絆も育まれて
いくのです。

 

 

2)の考える力、想像する力が低下していることについては、
次回にお話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。
 

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