20140414やる気

 

 

やる気にさせる必要はない!(第⑱話)

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

前回、この混沌とした時代だからこそ、また、変わりゆく
過渡期の時代を生きているからこそ、もう誰かではなく、
気づいた私たち一人ひとりが、自分自身の生き方を問われ
だしている、というお話をしました。

 

 

それは、長い歴史から見ると、私たち人は、物質的な豊かさに
よって心を満たしてきた時代だったのです。

 

 

それが今、私たちは、物質的な心の豊かさから精神的な
心の豊かさという、長い歴史上を見ても誰もが経験をした
ことのない、全く新しい時代を生きようとしているのです。

 

 

 

昔、ものが豊かでない時代に、こんな言葉がありました。

 

 

「愛でごはんは食べられない」と。

 

 

でも今は、

 

「愛でごはんが食べられる」と自信をもって今を生きている人が、
昔に比べると格段と増えてきているのです。

 

 

そこには、一体なにが変わったのでしょうか。

 

 

 

それは、今あるものが大きく変わったのではなく、
人の意識というものの見方が、大きく変わったのです。

 

 

 

例えば、今までは、お腹いっぱいに食べられることに
心の満足感を得ていました。

 

 

それが、五感で楽しみ美味しくて体にいいものという、
「物質的な量」から「精神的な質」を求める、心の満足感に
変わってきたのです。

 

 

では、その意識のものの見方を変えるためには、
どうすればいいのでしょうか。

 

 

 

それは、日々の体験と経験の中で、

 

自分を肯定すること(自己肯定)、
自分を受入れ容認すること(自己受容)という、

 

内なる自分にもっと目を向けることが、これからの時代、
必要不可欠になってくるのです。

 

 

私たちの今までの生き方は、自分の外に答えを探し、
見つけることを教えられ、そうして生きてきたのです。

 

 

もっとわかりやすく言うならば、自らがわくわく感を湧き起こす
ことのできる方法、つまり『やる気にさせる必要はない!』方法
自分自身に身に付けていくことなのです!

 

 

それが、これからの時代を生きる私たちの大きな価値観となり、
その私たち大人が、そのような生き方を見せることが、
これからの子供・若者の未来を創っていくことになるのです。

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

 

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