20140414やる気

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

あるお母さんが、 『HappyLuckyMe♪』を言うことによって、
『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻した』 心理学的な解説
も加えた、その場限りの方法論ではなく、 日々のプロセスを重視して物語
にしたお話です。

 

 

題:『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻す』
第44話:コンプレックスなんて“Let It Go ! (それでいい)”」

 

 

前回は、気がついたらまたコンプレックスの感情に陥ってしまう罠、
そして、変わるために心から決断することの大切さをお話しました。

 

今回は、そうならないための方法について、
“怖~い”お話したいと思います(笑)

 

 

 

「ところで、お母さん、この『HappyLuckyMe♪』を言ってから、
約1か月が経ちましたが、自分で変化したことは気づいていますか」

 

「いえ、自分ではそんなふうには・・・」

 

「すごく変わりましたよ。とても軽やかになって、顔の表情も明るく
なったようで生き生きしていますよ。本当に綺麗になった。
笑った笑顔が綺麗」

 

「へ~そうですか。ありがとうございます」

 

「ほんとに、きれいになりはったよ。前までの印象は、なんか問題を
抱え込んでるような、子育てに疲れている感じがして、どこか重そうな
感だったけど、今はほんとにすっきりして、それがウソのように抜けた
感じになってはる。お肌の乗りも、違ったんはわかるんとちゃいます?」

 

「確かに化粧の乗りはよくなった感じはしてますが、
自分がきれいになったなんて、とても信じられないです」

 

「ほんとに若くなりはったよ。それにやわらかい優しい雰囲気が
漂っているし、笑顔がきれい!1か月前と比べると、気分も軽く
なったんと違います?」

 

「そうですね。あまりイライラしたりしなくなって、
怒らなくなったみたいです。子供にも言われました」

 

「子供は見てはるね。ほんとにきれいになりはった。
自分で自覚してはる?」

 

「いや~それはちょっと、自分ではわからないし」

 

「自分で鏡見てみて。はい、これ」

 

「いや~なにか恥ずかしいですよね。
自分で見てもよくわからないですよね」

 

「ウソ!絶対わかってはるわ。毎日鏡見てるのに、
気づかないはずがないわ」

 

「まあ、そう言われると、そうなんですかね・・・」

 

「照れんと、そのありのままの自分を認めてあげはったらいいのに。
ほんとにきれいになりはってんから」

 

「そうですね・・・」

 

「私らがこれだけ言ってるん、私らがヨイショするために
ウソついてるように聞こえはる?」

 

「いや、そういうわけではないですが・・・」

 

「お母さん、言ってもいいかな。

 

“お母さんは誰に言われたら、そうやと認めてくれるん”

 

息子の渡(わたる)くん?娘の澄(すみ)ちゃん?ご主人?
お父さん?お母さん?もっと偉い人?それとも神様?

 

自分でしょう!

 

自分が自分のこと認めてあげんかったら、
誰が自分のことを認めてあげられるの。最後は自分じゃないの」

 

「自分、自分ですよね」

 

「そうです自分です。自分のネガティブな感情につながろうとせずに、
私たちが信じているお母さんが持っている価値につながってください。
そんな自分を認めてあげてください」

 

「自分に、こんなわたしで、いいんですかね」

 

「それでいいんです!」

 

「いいに決まってるやないの!私はどんなお母さんでも好きやけど、
生き生きしてるお母さんのほうが、もっといいに決まってるんやから。

 

これだけは忘れんとって。自分に自信がなくなるときって日々あるけど、
私らがみた価値は、これからもどんなときがあっても私らの真実。
そんなことを思っている人が、最低二人はここにいてるんやからね。

 

ううん、渡くんも澄ちゃんも、ご主人もそうやよ。そしてご両親も
口べたなだけで、あなたが子供を思うように、あなたを心の中では、
ずっと愛し続けてるんやから」

 

「お母さん、そして、ここに気づいてください。

 

愛し、人に愛されるのと同じように、
自分自身をも愛してあげてください。

 

自分自身を愛してあげることができるから、
隣人をも愛せるのです。

 

これがイエス・キリストの有名な教えですよね。

 

本当は自分のことは自分が一番わかっているから、
自分が自分のことを見捨てるほど、悲しいことはないんですよ。

 

これからは、子供さんたちに、自分を愛する生き方をお母さん
自身が見せてあげてください。

 

それが、お母さんという自分を
与えられる最高の愛情(贈り物)なのですから」

 

和尚がそう言うと、
妻のなつみは、まるで以前の自分であるかのように、
お母さんを優しく抱きしめたのだった。

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

『Happy Lucky Me♪』の 詳しいやり方はここをクリックしてください。

 

 

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