20140414やる気

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

あるお母さんが、
『HappyLuckyMe♪』を言うことによって、
『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻した』
心理学的な解説も加えた、その場限りの方法論ではなく、
日々のプロセスを重視して物語にしたお話です。

 

 

題:『イライラから解放されて、自然な自分を取り戻す』
第45話:これからコンプレックスと上手くつき合う秘訣(前半)」

 

 

前回、和尚はと言うより、妻のなつみがお母さんに“怖~い”
話をしました(笑)

 

 

そのことで、いつもコンプレックスというネガティブな感情の層が
バリアとなっていたところに風穴を開け、その奥にあるお母さんが本来
持っているハート(愛)の部分につながれたのでした。

 

 

これで、コンプレックスが気になっても、客観的に見る自分がいられる
ようになり、「たいしたことでないんだ」と、思える自分を意識する
ようになっていきます。

 

 

今回は、それでも日々のストレスを抱え込みやすい環境や現代の生活を
していると、またコンプレックスの感情に陥ってしまうことがあります。
それをどう防いでいったらいいのか、お話をしたいと思います。

 

 

 

「お母さん、(妻のなつみにハグされて)いい顔していますね。
お風呂上がりのように、お顔がピンク色になって、いい顔してますよ」

 

「はあ、なにか脱力感です・・・」

 

「少し、お水か白湯を飲みましょうか。いいエネルギー、ポジティブな
状態に感情が解放されると、体内のホルモンもいい働きをしてくれて、
活性酸素を抑えたり、いい“気”が体を巡ってツボを刺激したりして
新陳代謝をおこし、老廃物を尿から一緒に出す、と言うらしいですから」

 

 

「さて、最後に体と心をコンディショニングしておきましょうか。

 

今、頭(思考)と心(感情)に『気づき(変容)』を与えて、
とてもリラックスした状態だと思います。

 

今のお母さんの状態は、ほんとうにお風呂上がりの、
とても解放されてリラックスした状態ですよね。

 

お風呂に入ったり、温泉につかるのも、うなずけますね。

 

 

この状態というのは、人間の感情で言えば、ネガティブな感情でもない、
ポジティブな感情でもない『中立』な状態、車でいうニュートラルな
状態なんです。

 

 

心理学的やスピリチャル的に言うと、『自分のセンター』とか、
『自分らしい』『あるがまま』『価値判断がない』状態、そして
『Being(ただ存在している)』と言ったりするところだと
言えます。

 

 

人間は、この世に生を受けたとき、このような状態なのかも
しれませんね。赤ちゃんや子供の純粋無垢で、天真爛漫さを見ると、
そんなふうに思えたりしますもんね。

 

 

人間とは、この世に生を受けた目的の一つに、この世であらゆる体験
をするためだとも言われたりします。ゆえに人間は、体験から気づき
学び得て、成長し続けようとする生き物だとも言われます。

 

 

そして、様々な体験によって、ネガティブな感情になったり、
ポジティブな感情になったりしながら、成長していくわけですが、
そのときに私たち人間は、唯一思考を使う動物でもあり、その思考に
よって思ったり、思い込んだり、教え込まされたりした『観念』を
創り出すんです。

 

 

『観念』とは、『物事に対してもつ考え』という意味ですが、
ここでは、『哲学で、人間が意識の対象についてもつ、主観的な像。
表象。心理学的には、具体的なものがなくても、それについて心に
残る印象』という意味。(※goo辞書より抜粋)

 

 

そこで、私たちが成長していく中で、ネガティブな感情を持った
ときに、本能的に意識は『中立』な状態、『自分らしい』『あるがまま』
の『リラックスした』状態に戻ろうとするんです。

 

 

でね、『これからコンプレックスとうまくつき合う秘訣』は、

 

“本来の状態に戻ろう”としてもなかなか簡単には戻れなかったり、
戻ってもすぐに落ちたりするのが現状で、それを意図的に自分の
『意志』で “本来の状態に戻す”ことが必要なんです。

 

 

この考え方、秘訣を知り身に付けることが、
これからの時代を生きるためには、必要不可欠になってくるのです!」

 

そう言って和尚は、つづきを話したのだった。

 

 

次回は、
『これからコンプレックスとうまくつき合う秘訣(後半)』へ

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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