20140414やる気

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第11話:5分でできる自分の癒し方」

 

 

前回の続きで、今回は『ありがとう』の言葉を使って、具体的にお話したいと思います。

 

 

『ありがとう』の言葉は、とてつもなくポジティブで波動の高い言葉というお話をしました。その理由は、『感謝(ありがとうの言葉)』とは、『愛』の体現のことだからです。

 

 

子供を見て、「自分の中にもあるんだ」と理解し(気づき)、「まず自分が改めないとね」と認め、「これから気をつけよう、よし!」と、そんな自分自身を『ゆるす』。

 

 

この『気づき』のプロセスを踏むだけでも、そこにある感情は変容(中立)され、自己肯定されます。

 

 

それでもしっくりいかない場合、その具体的にする方法とは、子供だましのように簡単です。

 

 

「気づかせてくれて、『ありがとう。ありがとう。ありがとう』」と、気分がすぐれるまで何十回、何百回と言い続けることです。

 

 

とてもシンプルな方法ですが、やってみると、とても効果があるのです。言い続けていくうちに、必ず気持ちが上向きに変わる瞬間が来ます。

 

 

私は今でも、受け入れにくいことや、腹が立つことなど、こんな感じで使っています。

 

 

「ありがとう、ありがとう。う~腹立つ~、ありがとう、ありがとう、う~、ありがとう、ありがとう・・・」と、私の場合約50回も言えば、気持ちが平穏になります。

 

 

私の経験上、多く集中して約300回も言えば、気持ちが平穏になるようです。

 

 

300回と聞くと多いように聞こえるかもしれませんが、1秒で2回ぐらい言えますので、「う~腹立つ~」や息継ぎを入れても集中しておこなえば、
約5分以内には平穏になります。

 

 

これを習慣付けると、自己肯定感が高い状態をつくり、少ない回数で気持ちが平穏になっていき、ぶれにくい自分自身にもなっていくのです。

 

 

問題が起こったときには、その状態を作ってから、状況判断したり、行動に移すことを意識すると、本当に流れを作るように、上手く的確に処理し対応できることが本当に多いのです。

 

 

簡単に言えば、緊張している状態からリラックスさせて行動に移すときと、似ているかもしれません。

 

 

この『ありがとう』という言葉は、ポジティブな波動の高い言葉です。その波動を心(潜在意識)に感じさせてあげることは、『ゆるし』のプロセスから嫌な感情を変容し癒すことにもなっていきます。

 

 

そして、心に余裕をもって、
もっと自分自身を生きやすくさせてくれるのです。

 

 

だから、その状態が子供に安心と安全な場をつくり、しかもポジティブで自己肯定感の高い影響を与えるのです。

 

 

この『ありがとう』を詳しく知りたい方は、以前書いた
『ありがとうの10か条』をお読みください。

 

 

前章で書いた、『HappyLuckyMe』も効果があり、
これはどちらかというと、日々の生活の中でゆっくりと、
『気づき』をもたらせる方法と言えます。

 

 

さて、次回は『子供は親の鏡』。その極意とは。
『親と子供が一緒に成長すること』についてお話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です