20140414やる気

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第12話:親と子供が一緒に成長する生き方」

 

 

今回は、『子供は親の鏡』。その極意。『親と子供が一緒に成長すること』について、お話したいと思います。

 

 

さて、『親も子供と一緒に成長する』という言葉がありますが、これはこの“鏡”という『投影の法則』を使うことなのです。

 

 

つまり、大人である親もまだまだ人生の成長段階にあります。

 

 

だからこそ、そんな子育てをする中で、子供に見る自分の「投影」を、自分のものだと気づくこと、それが共に成長することになってくるのです。

 

 

おさらいになりますが、例えば、子供が泣いているのを見てイライラするのは、自分の中にイライラする原因があるからです。

 

 

それは、やることが多くて、段取りがくるう余裕の無さからかもしれません。子育てに疲れ気味で、気の休まる時間が全くないストレスからかもしれません。

 

 

子育ての不安や以前子供に強く当たってしまった気持ちを、責められているように感じたからかもしれません。誰にも頼られず、強がって頑張らなければならない孤独さを感じさせられたからかもしれません。

 

 

本当は自分が行き詰っていて泣きたいぐらいなのに、いつも我慢して泣けない自分がいるからかもしれません。

 

 

『投影の法則』とは、そのことに『気づく』ことなのです。

 

 

『気づく』ことで、自分が癒され、それが共鳴しあい同時に子供も癒されるのです。

 

 

『子供は親の鏡』とは、親である大人が『投影の法則』を理解することで、『親も子供と一緒に成長する』、それがよりよい親子関係(人間関係)を築くのです。

 

 

そして、ここが大事です!

 

 

つねに自分がよりよくなるために変わろうとするか、自分の嫌な感情から目を背け、こんな自分がいたと自分を嫌い責めるか、どれを『選択』するかで、その後の親子関係(人間関係)が決まっていくのです。

 

 

そして、誰でも完璧に生きようとしても、なにかしらの間違いをするものです。ただ気づいたときに、間違いを訂正して、『選択し直せばいい』のです。

 

 

人生を素晴らしいものにしたければ、人生を素晴らしくするような考え方や行動、振る舞いを、『自分自身が選択すればいい』のです。

 

 

そのためには、まず、自分自身が『気づき』変わること。

 

 

これが『投影の法則の真髄』でしたね。

 

 

そして、人は『自分自身が選択する』ことで、

 

『自分で自分の人生を創る』ことができることを、
これからは親が子供に伝えていくことが大切なのです。

 

 

次回は、この「親が伝える子供への生き方」についてお話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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