20140414やる気

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第23話:子育てを不安にする7つの言動」

 

 

前回まで、現代は混沌としている時代だからこそ、親である私たち大人が世の中に流されない、

 

『自分の人生を意図的に生きること』。

 

 

そのためには、『自己肯定感を高めた状態を習慣化すること』。

 

 

それが親から子供に伝えられる『真心を大切にした生き方』になり、その生き方が大事だと。

 

 

今回は、それらを前提に、親の言動・振る舞いが、子供にどういう影響を与えるか、気をつけておきたい『7つの言動』のお話です。

 

 

1:けなされて育つと、子供は、人をけなすようになります。

 

2:とげとげした家庭で育つと、子供は、乱暴になります。

 

3:不安な気持ちで育てると、子供は、不安になります。

 

4:「かわいそうな子だ」と言って育てると、子供は、
  みじめな気持ちになります。

 

5:子供を馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になります。

 

6:親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、
  子供も人を羨むようになります。

 

7:叱りつけてばかりいると、子供は「自分は悪い子なんだ」と
  思ってしまいます。

 

 

これらのことは、私たちの心の中にあるネガティブな思い(体験)が、観念(考え)となって言動になっていきます。

 

 

それは、私たちが信じたり思い込んできた長い歴史的文化的な社会の観念が、そうさせてきました。

 

 

簡単にいうとネガティブな不安や心配からの思いです。私たちが生きる社会そのものが、心を支配してきたのです。

 

 

この観念はいつか断ち切り、自己肯定感を高めたポジティブンな考え方に変わらないといけないのです。

 

 

それが今、ようやく私たちは、物質的に心が満たされた時代だからこそ、混沌とした生きにくいストレスを感じる社会になってきたからこそ、

 

「どうやって生きるか」の時代から心に目を向け出した
「どう生きるか」の時代になってきたのです。

 

 

そのためには、今までそういうものだと思い込んできた、私たちの心の習慣を変えなければならないのです。

 

 

これらの気をつけておきたい7つの言動を頭にインプットしながら、次回はどのように親御さんが心の習慣をもって子供を育てていくか、実践したい「子供が育つ13の魔法の言葉」をお話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

7つの言葉の出典:PHP文庫「子どもが育つ魔法の言葉」より抜粋一部加筆
ドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス/石井千春 訳
 

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