20140414やる気

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第40話:就活は、未来の婚活そのもの?」

 

 

【親が自己肯定感を高めた心の習慣を創ること。
それが子供の豊かな発想力や前向きな考える力、
主体性を育む最大の教育になり、子育ての早道。
つまるところ、『感謝を笑顔でする心』である。】

 

 

前回、就職活動は、「形を変えた受験そのもの?」というお話をしましたが、今回は、「就職活動(就活)は、未来の婚活そのもの?」というお話をしたいと思います。

 

 

就職活動(就活)をする動機というのは、純粋に「楽しく仕事をすること」「社会のために役に立ちたい」と言うお話をしました。

 

 

結婚活動(婚活)をする動機というのも、純粋に「楽しく生きること」「幸せになりたい」と言えると思います。

 

 

 

就活も婚活も、不安と希望を胸に抱きながら活動していくわけですが、まず自分の長所・強みなどの価値観の棚卸(自己分析)をしていき、自分自身を知ります。

 

 

次に、いい印象を与えるような自己紹介(自己PR)を作成します。

 

 

そして、自分が就職する志望動機、結婚する願望を考え、どんな仕事がしたいか、どんな結婚をしたいかを膨らませるわけです。

 

 

一通り準備が整うと、今度は実際に就活では、会社を知るために合同企業説明会や個別の会社の説明会に参加します。

 

 

婚活ではと言うと、合コンや婚活パーティー、個別で異性と会うわけです。

 

 

就活では、会社へのフィーリング、経営理念、仕事内容、将来性、仕事環境、給料などの情報を得ようとします。

 

 

婚活では、相手へのフィーリング、価値観、結婚生活、将来性、家族環境、収入などの情報を得ようとします。

 

 

その後、面接・面談とマッチクングすれば、めでたく内定・交際成約、就職・結婚となるわけです。

 

 

しかし、なかなかマッチングしないことも多々あるわけです。

 

 

そうなると人間焦りが生じて自分らしい状態から不安になるもので、多くその不安を解消しようと、ボタンの掛け違いが起こってきます。

 

 

当初就活の動機だった「楽しく仕事をすること」「社会のために役に立ちたい」思いは、内定・就職することがゴールとなっていきます。

 

 

また、婚活の動機も「楽しく生きること」「幸せになりたい」思いが、交際成立・結婚がゴールとなっていきます。

 

 

そして、周りは声を大にして言うのです。

 

 

「就職がゴールじゃないよ」
「結婚がゴールじゃないよ」と。

 

 

就職・結婚を例に出しましたが、
多く私たちはこの思考のスパイラルの中で、
もがき苦しみ心が疲弊していくのです。

 

 

明日朝起きて一日の予定を思い浮かべたとき、

 

それが義務・役割感を覚えた度合だけ、
私たちはその人生を生きているのです。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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