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女性は永遠なる“美”の存在。

 

これからは長く背負ってきた時代の重荷を取り除き、
愛と幸せを分かち合う、あなたらしく輝いた人生の
生きる方法を綴っています。

 

 

「知らぬ間に築いていた自分らしい檻の中」

 

 

相談に来た河野博子(仮名)さんは、前の生き生きしていた
自分から、今の自分を小さくしていく原因の答えが見つかる
ことに、大きな期待を寄せていたのでした。

 

 

「それって何なんですか」

 

「それは、今まで生きて来て、知らない間に築いていた、
自分らしい檻の中で暮らしていたってことですかね」

 

「自分らしい檻の中…、どういうことですか」

 

「人と言うのは、多かれ少なかれ、自分という枠(やり方)
を持って生きているんです。

 

今まで結婚してから、自分が生きて来た環境の中で、
悩みながらも自分が思うやり方で生きて来たと思うのです。

 

それが、娘さんが就職で東京に行き、
今までの子供中心の生活から環境が一変し、

 

子供中心の生活では上手くいっていた自分のやり方が、
いざ知人や社会での接点を持ち出すと、イベントは
楽しめても人との関わりにおいて勝手が上手くいかず、

 

そこに居心地の悪さのギャップを感じてしまうのです。

 

何かそんなことを感じていたのでは、ないですか。

 

 

比喩的に自分らしさの檻の中という言葉を使いましたが、
多くこのことになんとなく気づいていても、
なかなか頭ではわかっていても受け入れらないのです。

 

今まで慣れ親しんできた環境は、時間と共に慣れてきますが、
やり方を急に変えるのは、誰でも難しいものなのです。

 

なぜかと言うと、今までやって来たやり方は、
自分の生きる価値観とも直結していることが多く、

 

それを苦労して身に付け生きてきただけに、
そこに触れることは、自分の人生そのものを否定するかの
ように感じてしまうからなんです。

 

 

さて、せっかく来たのですから、
今の気持ちから抜けるワークをして帰りませんか」

 

「どんなワークなのですか」

 

「簡単にできるワークです。
自分が身に付けてきたやり方そのものが問題ではありません。

 

そのやり方を変えたくないと思っている執着している観念を
手放すワークです。

 

それを手放したからといって、明日から今までのやり方が
消えてなくなるわけではありません。

 

執着に固持する観念は、自由を奪います。

 

これから新しいあなたらしい自由を手に入れるためにも、
この執着している観念を癒しておきましょう」

 

 

◇今日のポイント:

 

人が自分のやり方を変えるのが難しいのは、
そのやり方を苦労して身に付けた生きる価値観と
思う度合だけ、そのやり方に執着してしまうのです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
 

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