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『§自分が自分であることが幸せ』
「第3話:幸せであり続けられない罠(後半)」

 

 

前回、
『自分がこれと思える仕事って何なの?』
『もっと生き生きするにはどうすればいいの?』
『人生の目的を見つけるにはどうしたらいいの?』

 

 

そう考えるは何のために?という問いに、
その理由は2番目で、1番目は何でしたか?
言うまでもなく“あれ”でしたよね、と聞きました。

 

 

そう、“あれ”なんです。

 

 

『もっと幸せになること』

 

アンダーラインを引いたことでしたよね。

 

 

 

私たちの脳は、たくさんのことを考えられるようで、
実はその瞬間は一つのことしか考えらないんです。

 

 

人の脳と言うのは、次のことを考えると、
いつも間にか前のことを忘れてしまいがちになるんです。

 

 

だから、気がつくと目の前にあることが目的となって、

 

 

自分にとってこれと思える仕事をみつけること。

 

もっと生き生きする方法を見つけること。

 

人生の目的を見つけること。

 

 

それが、あたかも1番のように思ってしまうんです。

 

 

 

『ほんとうの自分をみつける』とは、
『もっと幸せになること』でしたよね。

 

 

それが、一番望んでいることでしたよね。

 

それが、一番の目的でしたよね。

 

 

ここで知っておいてほしいことは、

 

自分にとってこれと思える仕事をみつけること。

 

もっと生き生きする方法を見つけること。

 

人生の目的を見つけること。って、

 

 

その一番の『もっと幸せになること』という
目的のための『手段』にすぎないんです。

 

 

そして、私たちの脳みそは目の前のことに集中するから、
多く私たちはこう思ってしまうんです。

 

 

これと思える仕事をみつけたら、幸せになれる。

 

もっと生き生きする方法を見つけられたら、幸せになれる。

 

人生の目的を見つけられたら、幸せになれると。

 

 

これも言葉という思考のマジック(罠)なんです。

 

そう思い込んできた考え方を持って生きているんです。

 

 

 

ここまで話を聞いて、気づいたことがありますか。

 

 

そうなんです。

 

 

私たちは、『もっと幸せになること』のやり方を
これまで間違って信じてきたんです。

 

 

自分に喜びや達成感を与えてくれるものについて、
勘違いをしてきたんです。

 

 

これまでの『~すれば、幸せになる』という考え方では、
ほしいものを手に入れると一時的には幸せになれます。

 

 

でも、人はあれだけほしかったのにしばらくすると、
その情況に慣れ親しんでしまうことってよくありますよね。

 

 

これを心理学者は『快楽(幸福)順応』と呼んでいて、
人は特に快楽などの幸福に関しては順応しやすいんです。

 

 

だから、一時的に幸せを手に入れられても、
もっとと幸せを追い求めなければならず、
その結果『幸せであり続けること』が難しくなるんです。

 

 

じゃどうすれば幸せになれるのよ!と思いますよね。

 

 

そう、その新しい幸せの考え方について、
次回はその話をしたいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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