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『§自分が自分であることが幸せ』
「第13話:新社会人基礎力の理解度チェック①」

 

 

「幸せになるための、新社会人基礎力①②③」と、
お話をしてきました。

 

 

「幸せになるための、新社会人基礎力」とは、
私たちが社会で生きる土台のようなものです。

 

 

学生と関わっていても、その土台となる価値判断する力が、
今までの生きてきた経験の中で身に付いていないことを
痛感します。

 

 

そこをしっかり意識づけないまま方法論に頼ることは、
社会の仕組みの中で自らを生きにくくさせる原因を作ります。

 

 

私たちはなにかを判断するにも、その基準となるものが必要
なのです。それが考える原動力となり、より自らを高めよう
とするのです。

 

 

そこで今回は、今までの話の理解度を
設問をつくってチェックしておきたいと思います。

 

 

はじめて訪問された方は、話の趣旨を理解するためにも、
こちらから先にお読みください。↓ ↓

 

「幸せになるための、新社会人基礎力①」へ

 

 

 

さて、まず人生や生き方の答えは、個人によって様々です。

 

 

どの方法が正しいということはありませんが、
ここでは、今までのお話に則した考えでお答えください。

 

 

 

では、設問1.

 

「成功とは、どういう要素で成り立っていますか?」

 

 

①本人の努力
②それ以外の外的な要因
③本人の努力と外的な要因

 

 

 

設問2.

 

「ここに天才肌のバッターと理論型のバッターがいたとします。
もしあなたが凡人だとして、バッティングを上達させたいと
思ったら、どちらにその上達法を聞いた方がいいですか?」

 

 

①天才型のバッター
②理論型のバッター
③どちらとも言えない

 

 

 

設問3.

 

Aの意見:
会社を作って、その社長になることが私の夢です。

 

Bの意見:
会社を作り、その会社を育てていくことが私の夢です。

 

Aの意見:
結婚して、幸せな家庭を作ることが私の夢です。

 

Bの意見
結婚して、家族と幸せを育んでいくことが私の夢です。

 

 

「あなたはこのAとBで、どちらの会社がより成功すると
思いますか?またどちらの結婚が幸せになると思いますか?」

 

 

①A
②B
③どちらとも言えない

 

 

今日のところは、ここまでです。

 

 

いかがでしたか。今日のところは簡単でしたよね。

 

 

 

では、解答と解説です。

 

 

設問1.の答え:③本人の努力と外的な要因

 

 

この設問の意図は、世の中には“必ず”“絶対”と言うことは
まずないという前提から、人は成功の確率を上げるためには
努力し続けるしかないという事でしたね。

 

 

さらに、成功の確率を上げても自分以外の外的な要因があり、
並々ならぬ努力をするオリンピック選手でさえ、いい結果を
残せないことがあるというお話をしました。

 

 

よって、③の本人の努力と外的な要因が模範解答です。

 

 

若者の傾向として、本人の努力は当たりまえなのですが、
自分以外の外的要因の意識が欠落しています。

 

 

だから、やってみて上手くいかなければ諦める。

 

努力しても無駄ならはじめからしないと、
失敗した時の嫌な感情を避けようとします。

 

 

 

設問2.の答え:②理論型のバッター

 

 

この設問の意図は、より成功の確率を上げるためには、
間違った方法では思うような効果を期待できないという
お話でしたね。

 

 

よって、感覚的な指導よりも理論的な指導の
②の理論型のバッターが、模範解答です。

 

 

若者の傾向として、ビジュアル的なイメージをそのまま
自分に重ねようとし、また努力せずにすぐに答えや結果を
ほしがったり求めようとします。

 

 

そして、答えや結果がすぐに手に入らなければ、
自分に無理だとやらないというわけです。

 

 

 

設問3.の答え:②B

 

 

この設問の意図は、「経過点」と「着地点」。言い換えると、
「手段」と「目的」のお話。

 

 

ある事柄をおこなう直近の目標が、「着地点」や「目的」と
なってしまい、それはあくまで目標を達成するための、
「経過点」や「手段」でしかないという事でしたね。

 

 

また、そのためにも目標の先にあるビジョンを
考えることが大切だという事でした。

 

 

よって、②のBが、模範解答になります。

 

 

若者の傾向として、先のことを考える習慣がなく、
目先のゴールにばかり気を取られてしまい、気がつけば
それが「着地点」や「目的」となってしまっているのです。

 

 

次回は、設問4へと続きます。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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