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『§自分が自分であることが幸せ』
「第12話:幸せになるための、新社会人基礎力③」

 

 

前回は、幸せな人生をよりよく生きることも、
『幸せに感じる確率』を上げることと、
『成功の確率』≒『人生の確率』のお話をしましたね。

 

 

今回は、『経由点と着地点』という目的と方法論の違いの
ものの考え方についてのお話です。

 

 

 

この3月からの大学生の就職活動が本格的にはじまりますが、
そんな就職活動をする大学生がよく陥ることがあります。

 

 

それは就職先に内定することがゴール(着地点)と思って、
就職活動をしてしまうことです。

 

 

個々人の一生を考えた場合、
それはあくまでも経由点ということに過ぎません。

 

 

本当の人生の着地点は、個々それぞれのものです。

 

 

しかし往々にして、学生は、そしてかつて学生だった人も、
その経由点を人生の着地点と勘違いしがちです。

 

 

 

また、心理セラピーの相談でも、結婚すること、お嫁さん
になること自体が目的の女性も同じです。

 

 

その後の結婚生活に関しては、ステレオタイプの理想は
あるものの自分なりのイメージが乏しいのです。

 

 

 

どちらの場合もまだ見ぬ未来への理想のまま、そこがゴール
となっているので、そこで考えが終わってしまうのです。

 

 

自分がこの会社でどういう仕事をやりたいのか、どういう
人生を共に送りたいのかという自分のビジョンがないのです。

 

 

就職も結婚もそういう立場を手に入れたあとも、人生は続き
ます。その後の人生の方がはるかに長く続くのです。

 

 

 

そのような観点から、将来への自分のイメージを作ることが、
大事になってくるのではないでしょうか。

 

 

その立場を手に入れた瞬間の自分を想像する以上に、
その立場を手に入れたあとで実際にどういう生活を送って
いきたいか、そのことを考える方が大事と思います。

 

 

そして、実際のその考えが具現性のあるもので、
しかも満足のいくものであれば、そこが当面の着地点と
なると考えていいと思います。

 

 

 

これから生きて行く中で、着地点と経由点を
勘違いしないよう注意することが大切です。

 

 

このことは、『目的と手段』とも置き換えられます。

 

 

就職と結婚の話に戻りますが、
就職することや結婚することは『手段』です。

 

 

その立場を手に入れた上で、どういう仕事をやりたいのか、
どういう人生を共に送りたいのか、楽しさや幸せの生き方が
人生の『目的』となるのです。

 

 

 

このブログタイトルの『ほんとうの自分をみつけ方』は、
幸せに生き続けるための『手段』です。

 

 

それをみつけて、どういう幸せな人生を生き続けるか、
その行動習慣を身に付けることが『目的』です。

 

 

多くやりたいことがわかっても、
『行動』に移せない、やっても続かないのは、

 

『手段』がゴールになっていてそれに満足してしまうからです。

 

 

『着地点と経由点』、『目的と手段』を勘違いしないように、
だまし絵のところでもお話しましたが、

 

人生を俯瞰的に見る力(思考)を養うことが大切になってくるのです。

 

 

さて、まずは言葉の解釈はここまでです。

 

 

次回はここまでの話のまとめとして、
設問をつくってチェックしたいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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