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『§まっすぐに生きるのが一番』
「第11話:前向きな気持ちってこんな感じ(前半)」

 

 

前回「何かを得るためのいい機会」を得る
チャンスを掴むとは、

 

自己肯定感を高めた前向きな姿勢が大切であり、
その心の状態が絶妙なタイミングをもたらし、

 

私たちがよく言う「運良く」という
チャンスを掴むことになるというお話をしました。

 

 

今回は、チャンスを掴む状態である、
自己肯定感を高めた前向きな姿勢が
どんな気持ちなのかをお話をしたいと思います。

 

 

 

私たちのほとんどが、
自己肯定感が高まった前向きな状態を体験しています。

 

 

それは、美味しいものを食べて幸せを感じたり、
ほしかったものが手に入った嬉しさであったり、
どこかへ行って楽しかったりした体験です。

 

 

そのときの私たちの感情は、
幸せ、嬉しい、楽しいと思っているわけです。

 

 

これらのことを一つにまとめた言葉が
あるとすれば、それは、

 

「わくわく」という感情と言えます。

 

 

学生の就職をサポートするときに、
彼らの強みを引き出すことをよくします。

 

 

そのときによくする問い掛けとして、
「何かわくわくした体験ってなかった?」
と聞くことがあります。

 

 

学生はその言葉に反応して過去を振り返りながら、
わくわくした体験を話し出します。

 

 

しかし、「何かわくわくした体験ってなかった?」
と言う問い掛けに時間が掛ったり、なかなか出てこない
ことがあります。

 

 

その時は、拡大質問から限定質問である、
「何か幸せに感じたことや、嬉しかったこと、
楽しかったことってなかった?」と聞きます。

 

 

そうすると、幸せや嬉しかった、楽しかったことを
思い出して、その体験を話してくれます。

 

 

ここで気づいてほしいことがあります。

 

 

学生との話の中で、
「わくわく」したことを聞いてすぐに話ができる人は、
「わくわく=幸せ、嬉しい、楽しい」といった
考えが身に付いているということです。

 

 

それは、私たちの内なる動機づけとなる考えを、
思考にプログラミングしているのです。

 

 

一方、すぐに出てこなかったりする人は、
「わくわく」を明確にわかっていなかったりします。

 

 

そして、傾向として、
「わくわく」「幸せ」「嬉しい」「楽しい」を
一つのつながりではなく、バラバラの言葉として
思考に捉えている印象を強く受けます。

 

 

それは前回お話した、
他力的に「運良く何かが起きること」を
期待する発想になってしまうのです。

 

 

これはまるでこんな感じです。

 

 

本来「わくわく」というビニール袋の中に、
「幸せ」や「嬉しい」「楽しい」が入っているのに、

 

「わくわく」というビニール袋があって、
「幸せ」や「嬉しい」「楽しい」は、その
ビニール袋の外にあると思っている感じです。

 

 

だから私たちの中には、
内なるわくわくする動機づけに目が行かず、
外にわくわくするもの(動機づけ)を求めるのです。

 

 

例えばその時の私たちの発想は、こんな感じです。

 

 

「美味しいものを食べれば、幸せになれる」です。

 

 

逆に「わくわく=幸せ、嬉しい、楽しい」
発想に持っている人は、

 

「幸せになりたいから、美味しいものを食べる」
無意識のうちにおこなえているのです。

 

 

 

さて、そうなるためにはどうすればいいのでしょうか。

 

 

次回の後半にお話をしたいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 

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