“心の底から自分らしく生きるための”

『ありがとうの達人(ありがとうの効果と秘訣)』

 

 

※2014年1月11日。

私は、今年の抱負として新年会の席で宣言しました。

「ありがとう」が幸せになる効果的な言葉ならば、多くの人に「ありがとうの達人」になってほしい。だから、私は「ありがとうの達人」として生きます!

 

 

前回は、なぜ、私の核となる『心の底から自分らしく生きる』ことを、私のミッションにしようと思ったのか。「私の思い:ミッションについて」を書きました。

今回は、「ビジョン(目的)とありがとうのコンセプト、そしてそんな時代だからこそありがとう」についてお話したいと思います。

 

 

2.『ビジョン(目的)』

 

『心の底から自分らしく生きる』こと。

つまり、わくわくした陽気な心の姿勢を持って、愉快に仲間と話し合ったり笑いあったりして、自分が体験した幸せを分け与え合う(シェアし合える)、そんな人と人が共に幸せな人生を意図的に生きることを目的とする」

 

私は「わくわくした気持ち」を考えた時、それは、自分自身が『意図的に生きる』ことだと気づきました。

 

『意図的に生きる』とは、自分自身が人生を創造することができる誰もが人生の主人公なのです。

だから主人公でいる時、誰もが「自分らしい」瞬間を生きることができるのです。

 

 

3.『ありがとうのコンセプト』(一部今までの内容と重複しますが)

 

21世紀は心の時代と言われて久しいですが、心の時代に必要なのは、ポジティブにものごとを捉えてわくわくした気持ちで共に人生を生きること、それこそが『自分自身を生きる』ことだと考えます。

 

しかし、ものが豊かになり、利便性が向上してその恩恵を受けている影で、ものごとが当たり前になって『ありがたみ』を忘れ出し、そのことは危機感を覚える社会になってきているのです。

 

 

人間発達科学の大学の先生も、ものごとの当たり前に慣れてしまうと、便利でらくに簡単にものごとが手に入るので、私たちはものごとを深く考えたり、想像する力が確実に低下していくと言っていました。

 

それは、人間の理性よりも人間の本能の欲が勝ってしまい、「欲」という損得でものごとを選択する自分本位の性格になってしまうそうです。

 

 

人は本能的に「欲」を持った生き物と言われていますが、人はそれを人間の道理という自分を律するための「理性」を持っています。

 

「理性」とは、道理である人としていいことをする行為です。人からそのような行為をされると、人は嬉しくなったりします。

 

そうなると人は、必ず出てくる言葉があります。

それは「ありがとう」という感謝の言葉です。人ものごとへの「ありがたみ」の気持ちです。

 

 

つまり、「損得の欲」が勝ってしまうということは、「理性」が失われていくことであり、「ありがとう」や「ありがたみ」が欠如していくことでもあるのです。

 

その結果、人としての道理である「気配りや、心配り、気遣い、思いやり」といった、「気がつく心」が失われていくのです。

 

 

4.『そんな時代だからこそありがとう』

 

本来は、人は日々の体験の中で学び気づき、多くの大切なものごとを経験していくのが自然の摂理だと言えます。

 

しかし、今の世の中を見ると、経済や情報、技術などはとても速いスピードで動いていて、人の体(思考)はなんとかそのスピードに合わせて行っていますが、多く心はそのスピードに付いていけていないのが現状なのです。

 

だからといって、科学で証明しにくい目に見えない心をなおざりになることは、必ず人に、特に社会を担う次世代の子供たちに負の遺産を生むことになるのです。

 

 

そんな時代だからこそ、誰もが大切さを知っている『ありがとう』の効果を正しく理解して、私たち一人ひとりが簡単にできて日々意識して意図的に使うことが、一番の早道なのです。

 

そして、ものごとが便利で過剰に溢れ、情報が過多になった混沌した社会だからこそ、『どうやって生きるか』ではなく、ものごとに振り回されない理性を持った『どう生きるか』という自律性(自らの人生の在り方)が求められるのです。

 

その結果、「ありがとう」という感謝が人から人へとつながり、それが社会に『ありがたみ』を取り戻し、多くの人が『自分らしく生きる』ことになると、私は信じています。

 

 

次回は、実際に「ありがとう」をどのように使うか、そのやり方をお話します。

「効果:ありがとうのやり方」

 

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