20140414やる気

 

 

 

 

 

 

仕事で忙しいパパ・ママの子供の関わり方

 

 

昔々は、男性が仕事に出かけ、女性が家庭で子育てという時代が
ありました。

 

 

最近では、そんな時代に作られた配偶者控除を廃止して、女性の積極的な
仕事を促す議論も政府でなされています。

 

 

時代や家族構成などの変化もあって、パパもママも仕事をする機会が
増えてきました。

 

 

そうなると、子供との関わる時間がどうしても減ってくるのは
言うまでもありません。

 

 

パパにしてもママにしても、子供と関わる時間を少しでも多く持ちたい、
どこかで子供に寂しい思いをさせているのを感じながらも頑張っています。

 

 

 

ある3歳の子供がいる3人家族がいます。

 

 

パパは、子供が寝ている7時には会社に出かけ、
夜は子供が寝ている時間に帰ってきます。

 

 

そんなパパは休日に、子供と一緒にいる時間を持っているのですが、
パパは悩んでいました。

 

 

「子供がなついてくれない」と。

 

 

パパはいろんな人に相談を持ち掛けましたが、
心が晴れる解決策にはいたりませんでした。

 

 

そしてパパは、せめて子供が起きている時間に帰れる仕事に
転職しようかと、本気で思うようになりました。

 

 

 

そんなとき、ある和尚と出会いました。

 

 

和尚は、パパに言いました。

 

 

「子供といるときに想い出づくりをするようにしなさい。
奥さんには、あなたが仕事にいって働いていることを日常の中で、
子供に話し掛ける機会を増やしなさい」と。

 

 

和尚は続けました。

 

 

「子供と想い出づくりをするときに、日頃子供に関われない気持ちを
捨てなさい。そんな気持ちで子供に接すると、子供は敏感にあなたの
義務感を感じて“させられてる感”を持つ。

 

 

だから、子供と一緒にいるときは、自分も一緒に童心に戻り楽しむつもり
で関わりなさい。それが本当の想い出でづくりになり、将来のパパとの
想い出になる。子供はちゃんとわかっている」と。

 

 

 

私たちは、日頃後ろめたさを持っていると、知らず知らずのうちに
役割や義務感で行動をとってしまうことがあります。

 

 

それは、言葉では上手く表現できない、“違和感”として相手の心に残る
ことがあり、その“違和感”は、人とひとの心に距離をつくることにもな
ってしまいます。

 

 

良かれと思ったやったことも、そんなふうになっては、
もともこうもありません。

 

 

“どうやればいいいか”と役割ではなく、
“どうしたいか”と主体的な気持ちが、大切になってくるのです。

 

 

次回は、この話に関連した「子供がほんとうにほしいもの」
を物語にしてお話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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