20140414やる気

 

 

家庭教育の二本柱

 

 

子育てと自己肯定感を高めるお話です。

 

 

家庭教育には、二本柱があります。

 

 

一つは、前回にお話した「ふれあい」という甘さの教育です。
そしてもう一つは、「ひとりたち」という厳しさの教育です。

 

 

以前にも触れましたが、1970年の初頭までの高度経済成長期と
言われた子育ての代名詞は、「スパルタ教育」でした。

 

 

社会の変化に伴って子育てや教育の様相も変わり、近年「ほめ育て」が
主流となり、それに伴ってか、子供の気持ちを尊重するという考え方が
定着してきました。

 

 

ところが、子供の気持ちを尊重するというあまり、親としての自立という
厳しさを教える大切な“NO”を言うべきときにも、子供に主導性をゆだねて
しまいがちになってしまうようです。

 

 

そうなると、子供の幸せな成長にとってなにが大切な“NO”なのか、
またそれを子供にどう伝えたらよいかが分からなくなってしまい、
子供はいつもぬるま湯につかったままのような頼りなさを感じてしまいます。

 

 

それに慣れた子供は、それが当たり前だと思い込み、
向上心を発揮する機会を学ばないままになってしまうのです。

 

 

親が主導性を発揮しながら、子供と互いに働き掛けあい、
受けとめあうやりとりを心掛けることが大切なのは言うまでもありません。

 

 

でも、それが大切だとわかっていても、このバランスというさじ加減が
本当に難しく多く悩んでしまうところです。

 

 

 

その解決策が、心に余裕を持つ習慣をつくることです。

 

 

その助けになるのが、
『ありがとう』を意識して意図的に習慣化しながら、
『自己肯定感』を高めていくことなのです。

 

 

『ありがとう』のほんとうの大切と大事を知ると、
そこには生きる知恵があり、人生哲学があります。

 

 

それは、人が幸せな成長のために必要不可欠な価値観ですから、
自ずと大切な“NO”がわかるようになっていきます。

 

 

そんなときの大切な“NO”は、
ほんとうに子供の気持ちを尊重した思いが伝わる、
「ひとりたち(自立)」という厳しさの教育になるのです。

 

 

親が自己肯定感を高め続けると、心に余裕ができる。
その心の余裕は、子供に安心と安全でポジティブな場を 与え、
子供も自己肯定感を高めることを学んでいく。

 

 

その「自己肯定感を高め続ける方法」 は←こちらへ。

 

 

次回は、私が好きなほのぼのとする小学生の詩があります。
そのお話をしたいと思います。

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。
 

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