20140414やる気

 

「あめ」と「ムチ」が自己肯定感を妨げる理由

 

 

自己肯定感を育みにくいお話です。

 

 

前回からの続きで、どうして「あめ」と「ムチ」が、
「子育てや私たちの自己肯定感を妨げる考え方になってしまうのか」、
具体的にお話したいと思います。

 

 

例えば、子供の意欲を湧きたてようと「あめ」と「ムチ」を使うと、
子供は「あめ」のために意欲を持ちます。

 

 

子供の内からのやる気ではなくて、
「あめ」という外からやる気にさせます。

 

 

これは、適度に使うと有効的ですが、それに慣れ親しんでしまうと、
子供は「あめ」というご褒美がないと行動しなくなってしまいます。

 

 

さらに気をつけなければならないのは、子供が言うことを聞かないとき
などに、「あめ」と「ムチ」を使い過ぎることです。

 

 

前回のWeb故事ことわざ辞典の意味にあるように、
「一方でおだてと脅しを併用し、人(子供)を支配(コントロール)
すること。」になってしまいます。

 

 

使い方を間違えると、子供を知らず知らずのうちに「怖れ」や「不安」
からやる気にさせて、子供に「させられた感」を植え込むことになるのです。

 

 

そうなると、子供は受身的になって、
自発的に行動ができなくなってしまいます。

 

 

こうして「あめ」と「ムチ」を使い過ぎると、
本来の子供を伸ばす内からの意欲である自己肯定感を高めることを
妨げる考え方になってしまうのです。

 

 

ここまでお読みいただいて、多くの人は、
気をつけようと意識されるかと思います。

 

 

自己肯定感を高めることの大切さは、
少しずつおわかりいただけていると思いますが、

 

なぜ私が自己肯定感、自己肯定感というのか、
さらにもう一歩踏み込んで、自己肯定感を高めることを
妨げる根本的な原因についてお話したいと思います。

 

 

それを知ることが、これからの子供をどう育てるのか、
どう私たち大人が生きていくのかが、見えてくると思います。

 

 

親が自己肯定感を高め続けると、心に余裕ができる。
その心の余裕は、子供に安心と安全でポジティブな場を 与え、
子供も自己肯定感を高めることを学んでいく。

 

 

その「自己肯定感を高め続ける方法」 は←こちらへ。

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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