20140414やる気

 

 

今日から
◇Ⅶ.子供にやる気を持たせる方法◇

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

これからは、『やる気にさせる必要はない!』
これからは、『やる気を持たせることが大事』

 

 

親御さんが、子供をやる気にさせるのに、
手を焼き苦労するという声を多く聞きます。

 

 

お母さんも、いつも機嫌がいいわけでなく、
そんなときに限ってか、子供はイライラさせることが多く、
ついつい鬼の仮面を被って子供を怒らなければなりません。

 

 

仮面を取り外した後には、まるで自分が本当に鬼にでもなったかの
ような、なとも言えない後味の悪さを感じたことがあるのではない
でしょうか。

 

 

そして仮面の裏側にある注意書きを見て、落胆するのです。

 

 

『この仮面は、自分の気持ちを効果的に表現するためのものであって、
決して人に向けて、怖がらせたり脅したりするようなことには用いない
でください』と。

 

 

さらに、そんな気分の傷口に塩を塗るかのように、
「最近、イライラしてるよな。怒りっぽくなったよな」と、
夫に言われたりすると、

 

 

「パパ~そうなの、今日も子供に怒っちゃった~」と言った
かわいい甘えた語彙は、とっくに過去の産物となり、

 

 

夫の言葉に『イラ!』としながら、
「あなたからも言ってよ!私ばっかりが怒って嫌な役をして!
私も仕事をして、疲れてるときだってあるんだから、もっと協力してよ!」

 

 

しぶしぶ立ち上がった夫は、子供を呼びつけ、

 

「ママの言うことちゃんと聞いてるか」
「うん、聞いてるよ」
「そうか、それならいいけど。ちゃんとママの言うことを聞くんだよ」
「ハ~イ♪」

 

キッチンの中からは、『な、なんだとー!』と、バージョンアップの
赤鬼の仮面を被ったお母さんが、子供と夫を睨み付けてる、そんな場面
があるかもしれません。

 

 

 

私たちは、人に怒ると後味が悪く、胃に鉛を飲み込んだように
気分が重くなり、自分のおこないを責めてしまうものです。

 

 

この自分を責める罪悪感は、自分の気分をさげるように自己否定感
を溜めていってしまいます。

 

 

自己否定感を溜めていくと、心はその蓄積された自己否定感と
反応しやすくなり、余計にイライラや怒りを引き起こせやすく
なってしまうのです。

 

 

この自己否定感から自己肯定感を高め続けていくことが、
『子供にやる気を持たせること』の方法なのです。

 

 

次回は、その自己肯定感を高めることについて、
お話をしておきたいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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