20140414やる気

就職しないできない若者の
『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、
キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、
私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第1話:これからはどう生きるか」

 

 

「子供・若者の未来を創るコンサルタント」
“こどものこころのアドバイザー”の前中光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

久しぶりの登場となりました(^^♪
この何日間、頭の整理がつかないという
書いては消してのスランプ?に陥っていました。

 

そのような意味では、
自分を再度振り返るいい時間になったようです。

 

では、第Ⅸ章です。

 

 

前回「Ⅶ.子供にやる気(体験談編)」の最後では、

 

『人が学び、成長していくためには、人生の新しい可能性を探求することが大切。自分が主体的になれば、自然と人は活動的になる。

 

“私は今のままでいい”と思っている限り、ほとんどのことは今のまま。そして人は、役に立たなくなった昔の悪癖や悪習を続け、見たくないものに目をつぶり、人生を改善するチャンスを避けながら生きていく』と。

 

そのためにもまず大事なことは、 私たち大人が、『心に余裕を感じる生き方を取り戻すこと』。

 

まず私たち大人自身が自分らしく生きる姿を見せないと、これからの未来を創る子供や若者が、ますます世の中こんなもんだと厭世的になり、向学心も希望も持てなくなるのではないかと強く危機感を覚えた、と。

 

 

4月からテーマ『やる気にさせる必要はない!』をもとに、第1章から第7章まで書き綴ってきました。

 

 

このテーマの根底には、『だれもが幸せになるために生まれてきた』という思いがあり、生まれてきたからには『だれもが心の底から自分らしく生きる人生を歩んでほしい』という私の願いがあります。

 

 

その私の根拠は、「ある中絶した女性が、“私は人殺し” とずっと隠して思い悩み、生きている価値はない」と思っていたことへの心理セラピーを皮切りに、約17年間の幅広い様々なジャンルの臨床経験を踏まえ、心理セラピストとしての観点からだけではなく、人として『どんな人も価値がある』ことを実体験してきたからです。

 

 

今回の第8章『就職しないできない若者』は、書き始めた4月の時点で、子育てをする親御さんが、将来の子供の就職(社会的な自立)にどう影響を及ぼすかについて書こうと思っていました。

 

 

それが偶然か必然かこのタイミングで、来年の2015年1月31日(土)に、京都ジョブパークでのプレイベント、共催シンポジウムでパネルディスカッションのパネリストに選んでいただきました。

 

 

テーマは、

「多様化する学生に向き合う       

       大学キャリア教育の現状と課題」

 ~未就職予備軍の回復力をどう引き出すか?~

 

京都ジョブバークのホームページ

 

そこで、パネルディスカッションのテーマでもある『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、子育ての節目でもある就職についてお話をしていきたいと思いますが、これは『就職するできること』が目的ではなく、『これからどう生きるか』に焦点を当てたお話です。

 

 

今世の中は、混沌としたストレスを感じやすい社会と言われ、これからの未来を生きるためにも、まず、子供に影響を与える私たち大人が、これから『どう自分らしく生きるか』を問うことがとても大切なのです。

 

 

なぜなら、この社会を創っているのは、子供や若者よりも先に生きている私たち大人であり、いつの時代もその親や大人という社会を見て成長するのが、子供や若者だからです。

 

 

その上で子供や若者へのお話をしていかないと、どうしても目の前にある問題に焦点を当てて、対処療法的な方法論になってしまうからです。

 

 

これからの時代は、対処療法的な方法論だけでは、立ち行かなくなってきているのがこの混沌とした社会であり、役に立たなくなって来た古き意識から、新しい意識に向かう過渡期の時代なのです。

 

 

これからお話していくことは、今までと同様に、多くの人にとって現実の生活で役立つもとして、日々の生活の中で心に余裕を持って、自分らしく生き生きとした状態を創り出す方法です。

 

 

そして、多くの人が、これからの世の中のために自分ができる社会貢献・社会奉仕をする、思いやり・感謝・愛に満ちたよりよい社会づくりの礎となり、心の底から自分らしく生きる新しい未来を司りますことを願っています。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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