もうやる気

 

親が自己肯定感を高めた心の習慣を創ること。それが子供の豊かな発想力や前向きな考える力、主体性を育む最大の教育になり、子育ての早道。

 

すなわち、『感謝を笑顔でする心』を親である私たち大人が育むことにある。

 

 

キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅹ.子供若者の未来を創る』
「第3話:子供の自我の成長を止めないで」

 

 

 

子供も私たちが大人になっていったように、成長していきます。

 

 

特に学童期の頃になると、特に子供の自我が急速に芽生えていきます。

 

 

*学術的に学童期は小学生をさしますが、ここでは現代の発達段階から見ると幼稚園から小学校中学年が学童期で、小学校高学年から高校卒業までを思春期とします。

 

 

子供の自我の成長は、大人への成長です。

 

 

大人から見れば、それは子供の域を出ない背伸びをする大人ぶった行動に見えます。

 

 

けれども、子供にとっては大人の考えに、大人の世界に触れる、とても大切な成長の機会なのです。

 

 

 

子供の自我が芽生え出すと、子供は自分で何かをしようとします。

 

 

「わたしがする」「ぼくがする」

 

「ほっといてよ」「さわるな」

 

 

子供が自分でなにかをすると言うことは、社会への一歩なのです。

 

 

 

ところが、親が子供と関わっているときに、そんな反抗的な態度を見ると、ついムッとすることがあります。

 

 

そして、子供が上手くいかなかったり、失敗すると、「ほらそうなるでしょ!」と、言ってしまいたくなります。

 

 

そんなとき子供とは言うと、多く怒りだすか、泣き出します。

 

 

ここで多くの親は、子供に大きな勘違いをするのです。

 

 

親は子供の態度を見て、上手くいかなかったり、失敗したことが悔しいからだと、思うのです。

 

 

そして、親は子供が悔しい思いをしていると誤解したまま、子供が上手くいかなかったり、失敗したことを、教訓のために言い聞かせようとするのです。

 

 

子供が怒り出すのは、やったことに親が欠点を見つけて悪く言うからです。

 

 

子供が泣き出すのは、やはり、やったことに親が欠点を見つけて悪く言うからです。

 

 

つまり、子供のやったことに、親がケチをつけるからです。

 

 

子供が聞く耳を持とうとしないときと言うのは、親と子供にこのようなずれがあるのです。

 

 

 

子供の自我が成長していくためには、子供は自分でやってみて、上手くいかなかったり、失敗してみて、そこで何かを考え学ぼうとしていることを、知ることが大切です。

 

 

子供は、何かを考え学ぼうとすると、その答えを探し出そうとします。そこではじめて、親の言うことを素直に聞くことができるのです。

 

 

日々の多忙さの中で、つい口を出したり、手を出したりし過ぎると、子供の自我が成長する機会を失わせてしまい、度重っていくと、子供はやる気を失ってしまうのです。

 

 

そして親は、子供をやる気にさせようと、躍起になると言うわけです。

 

 

では、なぜ親はそのような行動を、子供にとってしまうのでしょうか。次回は心理学的な観点を入れて、お話したいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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