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もし二人の関係、恋人・夫婦・仕事でのパトーナーの
関係が型にはまってしまい、コミュニケーションも生活も、
いつも同じようなパターンのくり返しのような気がしたり、
関係が退屈な状態だとしたら、
感情面での冒険をするときかもしれません。

 

 
 
そんなとき往々にして考えられるのが、
たぶん相手に何か大切なことや
自分のワクワクする思いを伝えていない場合が多いのです。

 

 
こんなことを言ったら、
相手を傷つけてしまうのではないだろうか、
相手に解ってもらえず拒絶されるのではないだろうか、
はなまた、二人の関係がおかしくなって最悪の事態になるのではないかと、
コミュニケーションを取ることが恐くなってしまい、
話しをすることをためらったりします。

 

 

 
 
もしあなたが相手の人に対して遠慮をしていることや、
あなたの思いを伝えていないことを、もし伝えたらどうなるのでしょうか。
 
 
答えは、明白です!
あなたが思っているような最悪の事態になるでしょう(笑)
 
 
なぜなら、ついつい遠慮がちになっている自分がいると、
いざ話しをしようとするとどうコミュニケーションを取ったらいいのかわからず、
それがぎこちなくなって自分の思いがなかなか伝わらなくなってしますからです。
 
 
 
ここで理解してほしことは、それを伝える目的は、
相手を傷つけるのではなく、相手と分かち合うことです!
 
あなたが、どんなふうに思っているか感じているかをただ伝えるのではなく、
なぜこの話しをするかという理由と目的をきちんと伝える必要があるのです。

 

 
例えば、
「私は、あなたとお互いに何かを隠して二人の間に距離を作りたくない」こと。
「この話しをするのは決してあなたを責めるのが目的ではにない」こと。
「あなたと一緒に分かち合いたい、もっといい関係にしていきたいからあなたと話しをしたい」
と素直な気持ちを伝えてみてください。
 
 
これはとても勇気がいることかもしれません。
 
 
でも、このコミュニケーションを体で身につけたなら、
ほんとうに相手との関係がつねに上手くいくようになり、
今以上に相手との関係が親密になっていきます。
 
 
この本当の感情を伝え分かち合うことが、
とても大切なパートナーシップをいきいきと保つ秘訣なのです。

 

 
でも多く人は、この本当の感情をさらけ出すのが恐く、
相手が傷つかないような範囲でコミュニケーションを取ろうとします。
 
 
その相手との距離は、ある一定以上縮まることのない、
傷つかなくていい状態で関わり続けようとします。
 
 
そうすると、
一見仲が良さそうに見えますが、
そこには気づかない馴れ合いの関係ができてしまい、
生き生きと前にエネルギーが流れるといった感じではなく、
 
 
その周りをぐるぐるとエネルギーが回り続けている
全く新しいエネルギーが入ってこない偏った関係を作りあげてしまいます。

 

 
多くでき上がっている輪に入りにくさを感じるのは、
このエネルギーが周りをぐるぐる回っている場合が多いのです。
 
 
生き生きと前に進もうとするエネルギーの輪では、
あらゆるすべての人を受け入れようとする
透明感のあるエネルギーがそこにあるのです。
 
 
人との関係、二人の関係を大切にしたいのなら、
すすんで自分の感情をリスクにさらし、
関係の中でうまくいっていないことを、
先ほどの例えを参考に是非伝えてみてください。
 
 
必ずと言っていいほど、
その関係に新たな躍動感が蘇り、
ワクワクするような新鮮な感覚と、
相手とのとても親密な関係がそこにあります。
 
 
あなたが意図して感情面での冒険をするとき、
相手にも、相手を傷つけたり、悪者扱いにしたり、
遠ざかることが目的ではないことが必ず解かるものです。

 

 
 自分の感情に責任を持ち、
相手に対して誠実にコミュニケーションの
理由と目的を伝えて話をすれば、
必ず相手に伝わり、互いをほんとうに分かち合うことができるのです。
 
この勇気を持てる人こそが、
真の人間関係をうまく築ける人だと言えます。
 
 

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