8月15日 『婚活についての手記』

「幸せをつかむ婚活:心の戦争をやめる(前半)」

 

今、私たちが生かされている喜び平和に感謝し、先人の人たちに、心より黙とうを捧げます。

 

 

さて、私たちが、理想のパートナーと出会うのは、「お互いの精神性を高め合いながら、より自分らしくなるために自分の成長をさらに助けてくれる人」というソウルメイトの考え方からすると、

 

お互いが出会い人生を共にすることは、この生まれてきた人生を学ぶために不完全のまま、未完成な者同士が出会うということです。

 

それは、理想のパートナーとお付き合いをしているときから、結婚してからも、未完成な者同士がお互いの精神性を高め合うために、様々な出来事や感情に向き合い寄り添いながら、人間関係を学ぶということなのです。

 

これからこのことの例えとして、意志の疎通のボタンの掛違いに気づき、心の戦争を終えたお話をご紹介したいと思います。

(※このお話は、私の体験をもとに特定の人とわからないようアレンジを加えてあります。)

 

 

ある女性から主婦仲間の女性が、ご主人のリストラを境に人が変わったように愚痴や小言が酷くて、周りの主婦仲間が困っているという相談があり、本人と会うことになりました。

 

その本人の女性には、小学校2年の男の子と幼稚園年中の女の子がいました。ご主人がリストラされるまでは、料理も得意で家事も完璧にてきぱきとこなす明るい評判のいい女性だったそうです。

 

私と向き合った本人の女性は、「このようになっている原因は主人のリストラにあり、転職先の収入が前職から減収してしまって、この先の不安からそうなっていて、この現実が変わらないとなかなか不安な気持ちも消えない」と、冷静に話してくれました。

 

 

彼女は不安と心労を話していくと、感情に詰まりました。 「こんなはずじゃなかった。収入も多かったから仕事も辞めて結婚したのに。理想のタイプではなかったけれども、まじめで優しいから安定した生活が送れると思ったのに。家のローンもあるし、子供もこれから大きくなるのに私はこれからどうしたらいいの…」と。

 

私は彼女の話を聞きながら、今まで妻として完璧に役割をこなしてきたけれども、この一件でお先真っ暗な不安に押しつぶされて、心の中のタガが外れて燃え尽きてしまったような感じがしました。

 

私は彼女に「もうなにもしたくない、なにをやっても意味がみいだせないと思っているのでは」と話をしていると、「頑張ってきたのに、なんで私がこんな目に合わないといけないの。できることなら独身の頃に戻って、もう一度そこからやり直したいぐらい」と。

 

私は、彼女の本心ではない、そこまで言わしてしまう彼女の気持ちが痛いほど理解できました。そこまで自分を追い込んで頑張ってきたのだと。

 

私は彼女に提案しました。「もう一度生まれ変わったように、新しい人生を生きることができますよ。やってみますか。」と。

 

彼女がそのことに同意するのを待ってから、私は彼女の少し上向いたエネルギーを使って、彼女の感情を変容していきました。

 

 

まず、今まで義務・役割で頑張ってきた重荷を下ろすことから始めました。彼女の気持ちが軽くなったところで、その自由になった感覚を感じてもらいました。私は彼女がいつも心から自由になれなかった話をし、それが結婚する前からもずっと持っていたことも。

 

私は彼女に、「今までどれほど自分をちっぽけに扱ってきましたか。その自分のちっぽけさを感じないために、役に立たないと思う自分を隠すために、逆にそうでない自分を作るために、どれほど頑張って義務・役割をし続けてきたか、どれほどそんな自分を嫌い自分のことを罰してきたか…」を伝えとき、彼女は心に溜めつづけてきたもの吐き出すかのように泣き崩れたのでした。

 

私はもう一度彼女自身を取り戻すために、今まで十分立派に頑張ってきたこと、自分がダメな人間だと責めないこと、もっと我がままになって楽な自分でいていいこと、そんな自分をゆるしてあげてほしいことを伝え、そのあとイメージを使って、自分自身ともう一度つながって(自己統合)もらいました。

 

彼女は、本来の自分自身を取り戻したかのように、軽やかな笑顔に赤みを差した表情に変わっていました。そのあと、レイキを使ってチャクラと呼ばれる部分にエネルギーを流し、体のバランスを整え活性化させていきました。

 

ここまですると、彼女はかなり精神的にも肉体的にもエネルギーを使っていたので、意識や体を現実に馴染ませるためにも休息を兼ねて、続きは後日会うことにしたのでした。

 

続「幸せをつかむ婚活:心の戦争をやめる(後半)」につづく

 

 

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