8月20日 『婚活についての手記』

「幸せをつかむ婚活:感謝し合える関係 後半」

 

彼女が私の顔を見ているのを感じながら、面白くないテレビに顔を向けていると、『この怒っている俺の気持ちにもっともっと気づけ』と思っていました。

 

しかし、彼女には私の機嫌の悪い理由がわかるはずもなく、私がテレビに集中して観ていると思い、彼女は再びテレビに向かって、また楽しそうに笑っていたのでした。

 

そんな彼女を見て、私のイライラが最高潮に達しかけたとき、私は『あっ!』とあることに気づいたのです。

 

 

私は思ったのです。

『洗いものをしてあげたのだから、“ありがとう”の一言ぐらいあっても!』と怒っていたのですが、逆に『洗いものをし終わった彼女に一度も“ありがとう”って言ったことがないやん!』と。

 

ちょうどテレビ番組が終わり、彼女が私の様子を伺うように、

「どうしたの、機嫌がわるくなっちゃって」というので、

 

私は、一瞬適当に誤魔化そうと思いましたが、この一方的な心の戦争を止めるべく対話をしなといけないと思い、今思ったことを彼女に話したのでした。

 

「そんなこと一度も意識してなかったけど、そう思ってくれたら嬉しいかも」と言って、彼女は微笑んでいました。話し終えた私も、すっきりしていました。

 

「 あたりまえのように思ってることって、いっぱいあるんやろな!“ありがとう”って言ってもらえずに、『もう二度と洗いもんなんかしない』とか思ってしまうんやからな。 そして根に持つんかな、怖いな~(笑)このちょっとしたことやけど、ほんとに大事なことやな」と。

 

 

後日、彼女が洗いものを終えたとき、私が「おつかれさん、ありがとう」というと、彼女が「ふぅ~、おわったぁ」と独り言のようにいった、その言葉のニュアンスがとても嬉しく心に響きわたりました。

 

それから、私の中で、日々彼女に『ありがとう』という感謝することを意識するようになり、それに比例するように、彼女も『ありがとう』という言葉が増えていきました。

 

そしてなんと、私は今までほとんど言ったことがなかった両親、特に母親に向かって、『ありがとう』と自然に言っていた自分がいて、これには母親がびっくりしていました(笑)

 

 

この『ありがとう』という言葉が多くなると、不思議と『ごめなさい』と素直にいえる自分がいることにも気づきました。

 

このことがきっかけで、この『ありがとう』という言葉が知らず知らずのうちに習慣化されていくと、自然と相手を思いやり敬う気持ちが高まっていったのです。それは本当に日々の中にいい流れを創り出し、他者への良好な人間関係にもつながっていったのです。

 

感謝すること、それは当たり前のことですが、けっこうできていなかったりするものです。でも、この『ありがとう』という感謝が、どれほど良好な人間関係をつくるか、是非感謝の言葉を習慣化させて、自分の体の一部のようにしてほしいと思います。

 

参考に、感謝することでいい波動の習慣をつくる方法を、

このブログの『感謝の日記帳』というところに載せてありますので、合わせてお読みいただければと思います。

 

次回8月22日(木)は、「真実を知る心」について趣を変えて、寓話的なお話したいと思います。

 

 

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