“心の底から自分らしく生きるための”

『ありがとうの達人のなり方』 (ありがとうの効果と秘訣)

 

前回で、「ありがとう10か条」を一通り紐解いて、
私なりにたくさんの気づきと学びがありました。

 

みなさんは、いかがだったでしょうか。

 

特に9番目と10番目の「ありがとう」では、
『生と死』という両方を統合した観点から『命の尊厳』を
自覚できる意識が、『今をどう生きるか』に結びついている ようでした。

 

 

さて、「ありがとうの達人のなり方」という話の流れの中で、
ありがとうの効果として「ありがとう10か条」を書いて きたわけですが、

 

ここでに、多くのみなさまからよく聞かれる質問について、
Q&Aの形でその疑問にお答えしたいと思います。

 

 

Q1.
「子供でもその大切さを知っている『ありがとう』の言葉を
言われても、ピンとこないのですが」

 

A.
「よくわかります。私も約15年前にこの『ありがとう』を
やる効果を教えてもらったのですが、その効果は体験して 知っていましたが、
それをここまで意識するようになった のは、昨年末でしたから
本当によくわかります。

 

 

今心の時代と言われていますよね。それにも関わらず、
社会を見渡すとものごとが当たり前になってきて、
本当に『ありがたみ』や『感謝』が忘れられてきた
心の時代とは掛け離れるようなことが多くなったのです。

 

 

Q2.
「それとどう『ありがとう』が関係しているのですか」

 

A.
「『ありがとう・ありがたみ・感謝』の三つは、
どれもがつながりあっているのはおわかりいただけると 思います。

 

 

特にこの『ありがたみ』を取り戻すには、
どうしたら いいのか正直悩みました。

 

そして気がついたのは、
忘れたなら思い出せばいいことだったのです。

 

 

では、どうやってと、また思い悩んだのですが、
私の体験から『ありがとう』を意図して意識することに よって、
『ありがとう』の意識が広がったことを思い出し たのです。

 

 

すると、普段よりもいろんなことに『ありがとう』と
思えることが格段と増えて、そこに『ありがたみ』の
感謝も思えるようになったのです。

 

 

Q3.
「『ありがとう』は、自分がそのような気持ちになったら
自然と湧いてくる言葉だから、わざわざ言う必要がない
のではないですか」

 

A.
「そのとおりなんです。わざわざ言う必要はないんです。
ただ、『ありがたみ』が忘れられてきた事実があって、

 

 

今日の(2/7)のNKKの朝ドラごちそうさんの番組で、
『食べるということは、食べ物から命を戴くことやろう』 と、
医師役の加藤あいさんが、めい子役の杏さんに言って
“うんうん”と頷いていましたが、

 

 

私たちのどれぐらいの人が、

 

『そう、そのとおり!』と心から思えるでしょうか。
『そうなん』
『そう言われたら、そのとおりだよね』
『そんな当たり前の決まりきったことを今さら』

 

という気持ちが、どこかにないでしょうか。

 

このような思いの格差が著しくなってきて、
『ありがたみ』への想念がどんどん減ってきている 現実があるんです。

 

 

そうなってくると、『気遣う・思いやる』といった
『気がつく心』が蝕むように失われていってしまうんです。

 

 

自然と出てくる『ありがとう』は今のままでいいと 思うのですが、
それはあくまでも多く人と人との関係で 起こるものなんです。

 

 

本当はそれ以外にも、日々日常で感じる『感謝』が
たくさんあるはずなんです

 

 

そのことに意識が向かなくなっていくことは、
私たちが持つ『ありがとう』の波動を減少させていく ことにもなり、
それは、そうした社会をも 創り出していくことになるのです。

 

 

ですから、
『ありがとう10か条』の心のあり方生き方が、
これからの時代を生きる私たちにとって、
必要不可欠な自律性を育む自分らしく生きるため
人生のツールであり、指針になってくると思うのです。

 

 

なぜなら、『主』が『私』とならずに、
物質的価値観が『主』となり、
『私』が『従』となる そんな世の中に
流されやすい思考パターンを生んで しまう危険性があるからです。

 

 

そんな危険性をはらんだ生きにくい社会だからこそ、
この世の中の大局的な視点をご理解頂いた上で、
今後は日々私たちが『どう生きるか』の視点に立って、
お話を続けていきたいと思います。

 

 

次回は、「ありがとうの達人のなり方」のお話をして、
約3週間が過ぎましたので、私の体験談をお話したいと、 思います。

 

 

 

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