“心の底から自分らしく生きるための”

『ありがとうの達人のなり方』 (ありがとうの効果と秘訣)

 

 

前回「九.生かされていることを自覚できます。」は、
『命の尊さ』を知り感謝し、その与えられし今ある 『命』を
どう生かして生きるか。
それが自分の生きる 立ち位置にもなるというお話をしました。

 

 

今回は、「ありがとう10か条」の最後、
「十.平和のありがたみと尊さを伝えます。」の
お話していきたいと思います。

 

 

「ありがとう10か条」
ありがとうは、周りだけではなく、自分も前向きにさせます。

 

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(出所)

 

 

9番目の『命の尊さ』の「自覚できる意識」があるからこそ、
平和のありがたみ、平和に生きられる命の尊さを実感できる
のだと思います。

 

 

私たちが住む今の日本は、
内戦やテロなどからの脅威に怯えることなく、
物質的な豊かさの中で平和に暮らせています。

 

 

一方で、この『命の尊さ』の自覚できる意識が薄れ、
今の世の中は、物質的価値観の負の遺産という
ものごとを深く考えたり、想像する力が確実に低下し、

 

「欲」という損得でものごとを選択する
自分本位の性格に なってきています。

 

 

私がそう思える理由は、
『私の思い:ミッションについて』
『私の思い:ビジョン(目的)とそのコンセプト』
お読みいただけたらと思います。

 

 

このことを、この2月1日に早稲田大名誉教授・吉村作治氏が、
ネット産経ニュースの『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』
(池田貴将編訳/サンクチュアリ出版)の書評の中で、

 

 

松陰氏が死に臨み、首切り役に言った言葉こそ人の本質と称し、
『今、死を考える人は少なくなり、
今をどう得して 生きるかしか考えなくなってしまいました。』と。

 

早稲田大名誉教授・吉村作治氏もこの書評の中で、
同じことを言っているのだと、私には思えました。

 

 

まさに私も、このことに警鐘を鳴らしたいのです!

 

 

なぜなら、これからの社会を生きる私たち、
それ以上に 次世代を担う子供たち人間の本質に関わる問題、

 

 

つまり、人としての道理である
「気配りや、心配り、気遣い、思いやり」といった、
「気がつく心」が失われていくからです。

 

 

その価値観の大切さを知っている人からすれば、
飛躍した考えと思うかもしれません。

 

 

しかし、この例えはどう思われるでしょうか。

 

電車の中での化粧。
通勤電車の中での朝食。
ラーメンの残り汁を灰皿代わり。

 

 

人によっては、違和感のある行動かもしれません。

 

 

でも、彼らにはそうする正論の理由があるのです。

 

それは、『合理的』だからです!『効率的』だからです!

 

 

彼らが生きてきた社会の優先順位の高い価値観(慣習)が、
そうなっているからです。

 

それが、彼らには当たり前だからです!

 

 

この例えは、一部の彼らだけの問題ではなく、
私たちが、この合理的で効率的な社会に慣れ親しんで しまうと、
同じようなことが起こります。

 

 

いえ、すでに起こっています。
なぜなら、利便性が向上している中で考えたり、
想像することが確実に低下してきているからです。

 

 

それだけ、私たちの考える意識はなにかを避けるかのように、
一方に偏りだしているのです。

 

 

「ありがとう10か条」の最後で言いたいことは、

 

この『生と死』だけではなくすべてに当てはまりますが、
『生と死』でいうと、『生』にばかり意識するのではなくて、

 

この二つの『生と死』の両方に意識をして、
それらを一つに統合した意識の観点から『命』を
自覚できることが大切だということです。

 

 

両方知るからこそ、
生かされていることを自ら覚ることであり、
平和に生かされていることへの
ありがたみと尊さを 伝えようとする、

 

つまり、
その人が相手の自らの人生の在り方を応援支援する
(伝えようとする)ことになると思うのです。

 

 

なぜなら、自らの人生の在り方とは自分を律することであり、
すなわち自律性を育むという『どう生きるか』というであり、

 

それは、この『ありがとう10か条』そのものだからです。

 

 

そして、そこにあるのは『心の平和』であり、
その人の『心の平和』の反映が、この世の中になるからです。

 

 

最後に、誰もが『ありがとう』の大切さを知っていて
日々使っている言葉だからこそ、
当たり前に扱って しまいがちになりますが、

 

そこにはポジティブな波動を高める継続性の効果があり、
誰もが簡単に『自分らしく生きる』知恵があるのです。

 

だから、みんなが『ありがとうの達人』になれるのです!

 

 

追記

 

「ありがとう10か条」を体験的に知っている人にとっては、
「自分がどう生きるか」の強い味方という武器になります。

 

 

「ありがとう」が、あなたを幸せにするのではありません。

 

この言葉に反応した人は、
「ありがとう」を日々習慣化 するまで続けてください。
必ず人生観が変わります。

 

 

どんなときも、
あなたを幸せにできるのは、あなたの心のあり方であり、
あなたが「ありがとう」を使って、幸せになるのです。

 

 

最後まで、お読みいただきありがとうございます。

 

 

「ありがとうの達人のなり方」(やり方) はこちら

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