20140414やる気

 

 

 ◇Ⅵ.これからはやる気を持たせる時代◇

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

「これからは、『やる気にさせる必要はない!』のです。
これからは、『やる気を持たせる』ことが大事なのです」

 

 

親御さん自身「自己肯定感を高める」ことが、
子供の「自己肯定感を高める」ことになるのは、
もう説明はいらないと思います。

 

 

子供にやる気を持たせることは、子供の経過に親が寄り添いながら、
子供が自らに自信を持つことを自覚させることです。

 

 

そこには、『心の余裕を持つ』ことが鍵となってきます。

 

 

心の余裕は、「自己肯定感を高める」と、
自然と心に余裕が増えてきます。

 

 

 

さて、これから書くことは、推測の域をでませんが、
これからの子供の未来のためにも、これからの時代親御さんが
カギを握っているのではないでしょうか。

 

 

親御さんが、「自己肯定感を高める」ことを習慣化していくと、
子供も「自己肯定感」が高まっていきます。

 

 

それは、人は関わり合いの中で、互いに共鳴し合っている
ことが理由に挙げられます。

 

 

特に、子供の自我を形成する上でも、親御さんとの時間は
計り知れないものがあると言えます。

 

 

また、親御さん自身の「内発的動機づけ」からの生き方は、
互いに子供を持つ親同士も共鳴し合い、そこからコミュニティが
広がっていきます。

 

 

その関わりは、子供が属する園や学校にも、
いい影響を及ぼしていくと言えます。

 

 

そして、子育てが一段落した頃に、社会は親御さんに
社会貢献を求めてくる時代がやってくると思えます。

 

 

その背景には、生産者人口の減少による、
人口減少の問題があるからです。

 

 

ここで間違わないようにしなければならないことは、
単なる労働者ではないことです。

 

 

 

「自己肯定感」が高まり自分の心が安定してくると、
人は、誰かのためにもっと役に立ちたいと思います。

 

 

それは「自分らしく生きる」と言い変えてもいいかもしれません。

 

 

どんな形で仕事をするのか、社会貢献をするのかはわかりませんが、
仕事とは本来、自分が奉仕した労力の対価として、今給料が支払われ
ています。

 

 

その給料も形態が変わってくるかもしれません。

 

 

 

お金よりも、やりがいや生きがいを感じられる社会的な貢献に
価値が置かれるようになっているかもしれません。

 

 

その可能性として、NPOなどの非営利団体組織が、
雇用を生む世の中になっているかもしれません。

 

 

子育ての中心は、まだまだ女性が担っている可能性があるとすれば、
社会は創造性や想像力が高い女性の時代になり、女性の社会復帰を
促すために、子供に掛る教育費の経済的負担の支援として、
園から高校までの教育費の完全無償化もあり得るかもしれません。

 

 

また、子供が成人し社会人の仲間入りをしている約15~20年後の頃には、
人口に見合った産業の再生化が図られている可能性も高いでしょう。

 

 

 

心の時代と言われる21世紀は、創造性や想像力の時代であり、
男性性の社会から女性性の社会になっているかもしれません。

 

 

また、物質的価値観と精神的価値観がうまく統合された、
新しい価値観の時代になっているかもしれません。

 

 

そのときの人々の生きる動機づけは、
自己肯定感の高い文化的精神的要求の時代になっている
かもしれません。

 

 

 

時代は確実に動いています。
目の前にある現実を変えることはできませんが、
ものの見方を変えることで意識を変え、今ある現実を変えることは
できるのです。

 

 

だから、親御さんである私たち大人が、やる気を持たせるノウハウで
終わらせるのではなくて、スキル(体得した能力)に落とし込むことが、
これからの子供の未来を創るカギになってくるのです。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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