20140414やる気

 

 

 ◇Ⅶ.子供にやる気を持たせる方法◇

 

 

“こどものこころアドバイザー(心理セラピスト)”の
前中 光曉(まえなか こうぎょう)です。

 

 

これからは、『やる気にさせる必要はない!』
これからは、『やる気を持たせることが大事』

 

 

今回は、自己否定感から自己肯定感高めることについて、
お話したいと思います。

 

 

前回、「子供にやる気を持たせる」には、
自己肯定感を高め続けることが大切だとお話しました。

 

 

私たちは、自己肯定感が低いよりも、
高い方がいいに決まっています。

 

 

気分が曇りがちになっているよりも、
晴れやかな方がいいに決まってきます。

 

 

しかし、私たちを取り巻く環境は、どうもこの自己肯定感を
高め続けるよりも、日々の多忙さや人間関係、ストレスを感じて、
自己否定感を感じることの方が多いのではないでしょうか。

 

 

おさらいですが、その原因として、
今までの「どうやって生きるために食べるか」という
歴史的文化的な時代背景がありました。

 

 

また、飛躍的な経済成長と成し遂げるために、
能動的な「内発的動機づけ」よりも、画一的で受動的な
「外発的動機づけ」の教育が重んじられてきた時代背景がありました。

 

 

そして、物質的豊かになった今、私たちは、
物質的な豊かさからの幸せだけでなく、より精神的な心の豊かさからの
幸せを求めるようになって来たのです。

 

 

そのような意味でも、今の世の中は物質的価値観と精神的価値観
という欲と真理が入り交ざって、なにが真実かを捉えにくく、
表面的なものごとや情報に流されやすい、混沌とした時代を
私たちは生きているのです。

 

 

 

この混沌とした今の時代は、過渡期であるとも言われ、
それがゆえに歴史は繰り返すではないですが、いずれその過渡期も
終わる時代が必ず来ます。

 

 

そんな新たな時代が、これからの未来を生きる子供や若者の時代であり、
人口減少による生産者人口の減少も考えると、子育て世代の親御さんで
ある女性が活躍する時代にもなってくるのです。

 

 

そのために必要となってくるのが、
ものごとを理性ある自律的な価値観から判断できる選択力です。

 

 

もっと簡単に言いますと、 『自らの人生を意図的に生きる力』です。

 

 

意図的に生きる力とは、 『自分らしく生きる生き方』です。

 

 

自分らしく生きる生き方とは、
心に余裕のある精神性の高い生き方であり、

 

 

その精神性を高める方法が、
親である私たち大人が身に付けてこれなかった、
『自己肯定感を高めることを習慣すること』なのです。

 

 

それが、『子供をやる気にさせる』のではなく、
『子供にやる気を持たせる』、子供が主体的に生きる力と
知恵を身に付けることにもなってくるのです。

 

 

次回は、この方法が、単なる方法論ではなく、
日々の生活で実践し効果を発揮するに至ったお話をしたいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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