20140414やる気

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第32話:悩みを解消するための親のススメ」

 

 

今回は、前回の「情報を得てテクニックを知っても、子育ての不安はそのままになる」(詳細はこちらへ)根本的な解決方法について、お話したいと思います。

 

 

「第28話:子供の就職を心配する前に親がすること」(詳細はこちらへ)のところで、「悩みを解決する方法として、大きく三つの方法があるのではないかと思います」と、お話しました。

 

 

 

一つ目の「気づいたら変わることのできる悩み」は、親しい誰かに相談したり、本を読んだり、セミナーや講演会に行ったり、自分と向き合ったりして、「あっそっか!」と『気づき』を得れば多く解決できます。

 

 

 

二つ目の悩みは、いろいろ試しても上手くいかず、ときに思い悩むことがあります。

 

 

その状態は大きなストレスとなっていき、人を疲弊させ、また精神的にもバランスを崩したり、日常生活にも支障をきたすような不安にさいなまれる場合があります。

 

 

このような場合になると、一つ目の方法では上手く解決できなくなっていきます。

 

 

そのような場合が、二つ目の悩みを解決する方法です。

 

 

心理学講座やワークショップに参加したり、専門の医療機関やカウンセラー、セラピストなどによる個人セッションを受けたりして、ある程度の期間継続することで、解決できる悩みです。

 

 

この場合の問題解決のために多く焦点を当てるのは、個人の上手くいかなかった体験的な「不完全さや失敗」にある「罪悪感や無価値感」といった、思い込んだ恐れの『観念』を変容(癒す)することによって悩みを解決します。

 

 

よく言われる「邪魔をしている心のブレーキを取り除く」ということです。

 

 

この二つ目の方法には、自分らしい人生を生きるために、邪魔をしている心のブレーキを取り除きながら自己実現を目指す、心理学講座やワークショップ、カウンセリング、セラピーなどの自己啓発的なものもあります。

 

 

 

さて、このように二つの悩みを解決する方法があります。

 

 

とは言うものの、私たちが日々生きている中で、特に二つ目の方法の必然性に迫られていない場合などが、たくさんあるわけです。

 

 

それよりも、日々大なり小なり悩みがあったり、ストレスを感じることもあるけれでも、死活問題になるようなそこまで切羽詰まったわけではない日常生活の中で、

 

 

今よりもよりよく生きたい、子育てをしたい、ストレスを軽減できるようになりたい、幸せになりたいなど、そんな知恵や方法を知りたい悩みの方が多いかもしれません。

 

 

裏を返すと、気づいて、理解して、行動を変えようとしても、思うようになかなか上手くいかない悩みを、解決したいことかもしれません。

 

 

これが、三つ目の悩みを解決する方法なのです。

 

 

これからの時代を生きやすくするストレスや悩みを解消し、さまざまな心の問題解決につながる方法なのです。

 

 

詳しい三つ目のお話は、次回にしたいと思います。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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