20140414やる気

 

就職しないできない若者の『未就職予備軍のレジリエンス(回復力)をどう引き出すか?』、キャリアカウンセラー・心理セラピストの観点から、子供や若者よりも、私たち大人に焦点を当てたお話です。

 

 

『Ⅸ.就職しないできない若者』
「第34話:新しい悩みを解消する親のススメの効果」

 

 

前回、日々悩みで切羽詰まってはいないが、今よりもよりよく生きたい、子育てをしたい、ストレスを軽減できるようになりたい、幸せになりたいなど、そんな知恵や方法を知りたい悩みがある。

 

 

裏を返すと、気づいて、理解して、行動を変えようとしても、思うようになかなか上手くいかない悩み、それらを解決に導く三つ目の方法のお話をしました。

 

 

今回は、その方法をより具現化するためのお話をしたいと思います。

 

 

 

自己肯定感を高めた状態を日々の心に習慣化するには、箸を無意識に持てるようになるのと同じように、自分の体の一部となることが大切になってきます。

 

 

ただ、日々の習慣が心に負荷が掛ると意味がありませんので、私が推奨する『Happy Lucky Me』や『ありがとうを意図的に習慣化すること』は、今日の一日を上手く過ごすために、朝や睡眠学習ではないですが寝る前に、数分だけすることをお勧めしています。

 

 

日々心に負荷がなく歯磨きをするような感じで、気長にまずは3日。3日過ぎれば1週間。さらに2週間、1か月、3か月と90日間。それだけで続ければ絶大の効果があります。

 

 

長いと思わるかもしれませんが、私たちが長い年月を掛けて、ネガティブな思考を心の習慣にしてきたこと考えると、たった3ヶ月なのです。

 

 

さらに、もっとより早く効果を感じたい場合は、日々の中で思い出したときに何十回、何百回と連呼することで、効果はより早く出てきます。

 

 

 

『Happy Lucky Me』や『ありがとう』の言葉を意図的に意識しはじめると、その言葉が持つポジティブな意識のアンテナを張るようになります。

 

 

つまり、そんなアンテナを張るわけですから、私たちの意識は自然とポジティブなことに反応することが増えるのです。

 

 

例えば、ケーキが食べたくなったら、ケーキのことを無意識に何十回と頭で反芻し、頭にケーキのアンテナを張ります。そうすると人は、「景気はどう?」という会話にも反応したり、歩いているとケーキを売ってそうなお店がやたら目に入ってきたりとするわけです。

 

 

そのように日々の中でたくさんポジティブなことに反応してくると、気分がいいときに感じるように、心に余裕があって、寛大な視点でものごとが見られることが増えてきます。

 

 

習慣化できると、ちょっとやそっとのことでは、ネガティブな感情に影響されることが少なくなっていき、自然と明るく朗らかになっていきます。

 

 

すると、その明るい朗らかさは人に伝染していきます。特に影響力の強い親がその状態であると、周りにいる子供はその影響を強く受けるのです。

 

 

それだけではありません。親が自己肯定感を高い状態を習慣化していると、居心地のいい安心の場をつくり、子供にとっているだけで英気を養う場になるのです。

 

 

それが子供の豊かな発想力や前向きにものごとを考え、主体性を育む最大の教育なのです。

 

 

 

それを学校や社会に期待したいところですが、子供は日々成長していきます。

 

 

だからこそ、親が自己肯定感を持てるポジティブな心の習慣にすることが、愛する我が子にとって早道になるのです。

 

 

 

ぜひここに焦点を当ててほしいと思います。

 

 

私たちは、知っているのです。

 

気分がいいと生きやすくなることを。

 

それを単発的ではなく、継続的にするためには、
どうすればいいのかと。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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