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『§自分が自分であることが幸せ』
「第8話:あなたも私と同類“アホゥ”でございます♪(後半)」

 

 

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前回の女子学生にこのコンセントの話を、
意図的に伝えたつづきです。

 

 

彼女に「アホやで~」と言って、
「“アホ”とは、ほんとうはすごい意味なんやよ」と言うと、
彼女は意志のある強い目で私の話に興味を示しました。

 

 

私は彼女にその続きを話しました。

 

 

 

「聞いた話なんだけどね。“アホゥ”とは、
“阿を保つ”と書くそうで、“阿呆”は当て字なんだって。

 

 

比叡山の最澄で有名な天台宗延暦寺があるんだけど、
そこの高僧の人を“阿闍梨”と呼ぶんだけど、

 

 

その“阿闍梨”の“阿”を“保”つことが、
“アホ(阿保)”の意味なんだって。

 

 

しかも“ア”というのは『光・光源』の意味があって、
『神様』そのものを指すんだって。すごくない。

 

 

 

さらにね、俳優で黒沢年男さんという年配の人がいてね、
仕事もなくなりがんになってどん底になった時があって、
比叡山の阿闍梨さんと対談したんだって。

 

 

そのときにね、“アホになりなさい”って言われたんだって。

 

 

最澄の教えの中に、“大愚のすすめ”という教えがあって、
『人間はいかにアホになれるかで人生が拓けて来る』って。

 

 

それで黒沢年男さんは、もっと自分のあるがままに、
つまらないプライドや固定観念を捨てようと思って、
人間を変えたんだって。

 

 

そしたらそのあるがままの個性が受けて、
急に仕事が増えて人生も好転したんだって。

 

 

だから“アホ”は、ほんとうはすごい意味があるんやよ。

 

 

 

と言うことは、コンセントを笑顔に見えた○○さんは、
“アホゥ”ということやね。私と同類や。

 

 

なんでそんな嫌そうな顔してるん。アホゥやのに(笑)」

 

 

ニターっと笑った彼女の表情には、赤みが差していました。

 

 

 

凝り固まった思考(脳)をほぐすために、
意図的に彼女にこのようなお話をしたわけですが、

 

 

私たちの思考(脳)は、日々同じ生活の繰り返しの中で
脳の柔軟性を欠いてしまうと、新しい発想が生まれにくく
なってしまうんです。

 

 

 

『幸せ(幸福)』を“気づく”とは、
ものごとを柔軟に見る思考(脳)を養うことなんです。

 

 

『幸せ(幸福)であり続ける』ためには、

 

“気づく”という柔軟な思考(脳)を持って、
“創り出して日々築いていくこと”が大事なんです。

 

 

次回は、この思考である脳を鍛えるために、
だまし絵のお話をしますね。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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